第10回学術公開講演会のお知らせ(現代社会学科主催)
「ブータンから学ぶ幸福のカタチ」
講師 本林もとばやし靖久やすひさ 氏 宗教人類学、民俗学、大阪大学等非常勤講師
日時 2018年 6月27日(水)14:45~16:15
場所 2300JB(学内ヨゼフホール3階)
コーディネーター 小嶋博巳・現代社会学科教授
入場無料・事前申し込み不要
ご多用と存じますが、皆さま奮ってご参加ください。
【内容】
ブータンが近年、「世界一幸せな国」と言われ、注目されていることをご存知でしょうか? ヒマラヤ山脈の南にあり、チベットとインドに挟まれた小さな国です。人々は、仏教を信仰し、豊かな文化や伝統を大事に生活しています。
この国の特徴は、GNH(Gross National Happiness)を提唱し、GNP(国民総生産)で測られる経済的な成長よりも、国民の幸せ度を上げることを重視していることです。これが、「世界一幸せな国」につながっているのです。
でも、実際ブータンの人びとは、幸福をどのように考えてきたのでしょうか? 長年ブータンを研究されている宗教人類学者・民俗学者の本林靖久先生から、ブータンから学ぶ幸福のカタチについてお話しいただきます。
【本林靖久先生のご紹介】
・ご専門 宗教人類学、民俗学
・ご所属 大阪大学・大谷大学ほか非常勤講師、日本宗教民俗学会副代表委員
・主なご著書
『ブータン・スタイル―仏教文化の国から―』(京都書院、1998年)
『舞鶴市の地域資源を活用したフィールドワークのあり方に関する調査研究:調査報告書』
(大学コンソーシアム京都、2004)
『ブータンと幸福論―宗教文化と儀礼―』(法藏館、2006)
『ブータンで本当の幸せについて考えてみました。―「足るを知る」と経済成長は両立するだろうか?―』
(共著、阪急コミュニケーションズ、2013)
問い合わせ先 〒700-8516 岡山市北区伊福町2-16-9
ノートルダム清心女子大学文学部現代社会学科 小嶋・横田