情報デザイン学科の学生らが集まり、AIなどの情報技術を使って、世の中に役立つものを作り出すことを目的とした同好会、l’acte(ル・アクテ)を設立し学校公式の同好会として活動を始めました。この同好会では、流行りのテクノロジーを動かし、なにかを作ってみるという活動を行います。また、学校や自治体や企業と話し、実際に世の中に役立つものを作っていきます。その過程で社会的な経験も積みます。
現時点でメンバーは情報デザイン学科の1期生です。情報デザイン学科は2024年に新設されたばかりで上級生がいませんが、みんなで協力し合って活動を進めていきます。
活動内容
- イマドキな技術、話題になったサービスを実際に動かして試してみます。例えばこれまで、チャットからのプレゼンテーション自動生成や、専用知識を持ったチャットボットの作成や、人の写っている写真からそれと同じポーズで別の人物の写真生成などを行ってみました。
- 日常や大学生活など身近なことから社会的な課題までいろんなインプットを受け、情報技術を使って解決する方法を考えて、実際に作っていきます。さらに作ったものが社会で持続的に使われていくための方法を考えます。そのため学校、企業や自治体の方々と話をする機会に参加しています。これまでに高教の教員や大学の職員向けのAI活用研修会で講師やアシスタントを務めたり、企業の見学会やイベントに参加したりしています。
Claude Artifactsでチャットからプレゼンテーションを作成してみた
OpenPoseで関節点を抽出、それをもとにStabelDiffusionで同じポーズの人物を生成してみた
現在、いくつかの「作ってみる」プロジェクトが進行中です。 まだ内部公開しかできないレベルですが、将来的には学外に向けたサービスの実施も目指していきます。
▶同好会l'acteのホームページ
・Claude Artifacts…Anthropic社が開発した大規模言語モデルを用いた対話型生成AIの視覚的なコンテンツを生成できる機能
・OpenPose…カーネギーメロン大学で開発された、画像や動画から人間の姿勢を高い精度で推定できるオープンソースのライブラリ
・StabelDiffusion…ユーザーが入力したテキストをもとに画像を生成する画像生成AI
▶情報デザイン学科(学科紹介)
▶情報デザイン学科教員紹介