私たちは福祉を学ぶ濱﨑ゼミの3年生です。ゼミでは、福祉機関・団体や地域の皆さんと協力し、イベントを創り上げる実践的な学びにも挑戦しています。
今回は、7月21日に企画・運営を担当した「さえずりカフェ夏祭り」での活動をレポートします。私たちのミッションは、夏祭りに来てくれたこどもたちに最高の夏の思い出をプレゼントすること。「どんなゲームなら夢中になれる?」「どうすればもっとワクワクする?」と打ち合わせを重ね、「魚つり」「ボール得点ゲーム」「オリジナルうちわ作り」の3つのワークショップを企画しました。
ただ遊ぶだけでなく、得点に応じて駄菓子がもらえたり、スタンプラリーカードを集めると景品が当たる「当てくじ」に挑戦できたりと、楽しみながら参加できる工夫をたくさん盛り込みました。
当日はどのワークショップも大盛況。こどもたちの元気な声と笑顔で会場はいっぱいに。「もっと遊びたい」「帰りたくない」と名残惜しそうにしてくれる子や、初めは緊張していた子が徐々に笑顔になっていく姿が印象的でした。保護者の方もこどもたちの楽しそうな様子に自然と笑顔になっているように思え、「企画して良かった」と心から感じました。
自分たちで企画・準備・運営を担う経験は、普段の託児ボランティアとは違う気づきや学びがありました。こどもたちが新しい一面を見せてくれたり、初めて出会うこどもたちと信頼関係を築けたり、自分自身の成長も感じることができました。
私たちゼミ生は全員が「社会福祉士」を目指しています。今後も人と繋がり、地域と繋がる活動を大切にしながら学びを深めていきたいです。
大学での学びは教室の中だけではありません。自分たちの成長につながる挑戦がたくさん待っています。このレポートが、皆さんの未来を考えるヒントになれば嬉しいです。