チームBでは、ヤングケアラー・きょうだいを見つけてサポートするために、3つのステップからなるシステムを考えました。
最初に、ヤングケアラーについて知ってもらうための映像コンテンツを作成し、たくさんの人に見てもらいます。次に、アンケート調査を行い、ヤングケアラー・きょうだいの存在を把握します。そこで、自分に合った専門の支援者とつながるためのマッチングアプリを使い、必要なサポートを受けられるようにする仕組みです。
現在、ヤングケアラー・きょうだいの方々は、自分の状況を周囲に話しにくいことが多いのが現状です。そのため、周りの人たちが理解を深め、サポートの輪を広げることがとても大切です。
私たちは休み時間や空き時間に集まり、意見を出し合いながらこのシステムを考えました。スライドも見やすく、わかりやすい表現になるよう工夫しました。また、元ヤングケアラーの方にインタビューを行い、実際の体験を知ることで、より説得力のあるプレゼンテーションを目指しました。他大学のチームは、オリジナリティがあって、見た目も楽しい印象に残るシステムを考えていて、とても刺激を受けました。