1/14(水)の午前に情報デザイン学科の教職課程履修者6名と教員1名で、玉野光南高校情報科の課題研究発表会を見学しました。
情報デザイン学科では、高校情報科の教員免許を取得できる教職課程を有しています。今回は、2年次配当の科目「情報科教育法I」の一環として、玉野市にある岡山県立玉野光南高校を訪問し、同校の専門学科情報科が開催する課題研究発表会を見学しました。
玉野光南高校には普通科・情報科・体育科の3つの学科があります。高校で情報系の科目を多く開講する専門学科には商業系の情報処理科もありますが、玉野光南高校の情報科は岡山県内の公立高校で唯一で、全国でも21校しかないとされる、公立高校にある情報系の専門学科です。専門学科・情報科では、普通科や商業系の情報処理科よりも、より多く、より深く、情報関係の科目を学ぶことができ、情報社会で実践的に活躍できる力を身につけることができます。今回見学したのは、情報科の専門科目である「課題研究」の発表を中心とする、卒業を控えた情報科3年生の皆さんによる最終発表会です。
玉野光南高校は玉野市北部にある、広い敷地をもつ学校です。訪問した学生も、学校の広さに感嘆していました。
情報科の課題研究の成果をまとめた冊子です。こちらの冊子を見ながら、それぞれの発表を見学しました。
参加した学生のみならず教員も、専門学科・情報科の学びの成果に触れることは初めてであったため、情報科で行われている課題研究の内容の深さに驚きました。特に、今回参加した2年生は、探究活動が各校で本格的に始まる前の旧課程で学んだ世代であるため、探究活動自体に触れられたことも刺激になったようです。
また、発表会は情報科の3年生が後輩となる1・2年生や教員に対して行っているものですが、発表会の進行も3年生の生徒さんが行っていました。発表後の質疑応答では後輩の生徒さんから奇譚のない質問がなされており、発表会の場作り自体についても、教職課程の学生にとって気づきの多い機会となりました。
今回参加した学生からは、次のような感想がありました。
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・自分が予想していたより、何倍も質の高い発表ばかりだったのでとても感心しました。特に、高校生の時点でJavascriptやBlenderなど、大学生でも難易度が高く感じるようなツールを使っていたことに驚きました。また、質疑応答に関しては、事前に誰が質問するのか決めていたのかは分かりませんが、きちんと踏み込んだ質問が出来ていて、これからの生活、人生に役立つことを学べる貴重な機会が与えられていると感じました。
・創作活動におけるアプリの知識が豊富で、それらを活用して作品を制作している生徒の技術力の高さに感動した。発表では、目的や仮説が明確であるだけでなく、課題解決までのプロセスが丁寧に示されており、とても分かりやすかった。また、発表を聞く生徒の姿勢も良く、男女問わず積極的に質問する様子から、生徒同士が切磋琢磨し合う良い学校だと感じた。
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今回、発表会の準備・運営も含め、年明けのお忙しい中で丁寧にご対応いただいた玉野光南高校の教職員の皆様、また発表会にて参加・発表された玉野光南高校の生徒の皆様には、貴重な見学の機会を提供いただき、改めて感謝申し上げます。今後も情報デザイン学科の教職課程では、履修者である学生の学びを深め、地域社会に還元できるよう、学外活動の機会を積極的に設けていく予定です。