2025年12月20日(土)に外国語科目である中国語ⅡAの授業で特別講義が行われ、約50名の学生が参加しました。
昨年度に引き続き、講師に王革（おうかく）先生をお迎えし、中国の伝統文化である太極拳についての説明や演舞を披露していただきました。

王革先生は幼少期から中国武術を学ばれ、競技スポーツとしての太極拳選手としても数々の功績を残してこられました。現在は岡山を拠点に活動され、約30年にわたり太極拳の指導を続けていらっしゃいます。
今回の講義では、中国武術の歴史や種類、太極拳の特徴について分かりやすく解説していただき、あわせて太極拳の演舞も披露してくださいました。剣や扇を手にした3種類の演舞は、迫力の中にも美しいしなやかさがあり、会場からは自然と拍手が沸き起こりました。
演舞鑑賞の後には、王先生による体験コーナーも設けられ、学生たちは中国語の掛け声に合わせて動きを真似しながら、実際に太極拳を体験しました。

講義後のアンケートでは、参加して良かったという学生の声が多く届きました。

・太極拳の体験会では、太極拳の詳しい事柄や歴史、体の動かし方まで知る事ができました。久しぶりに体を動かして運動はするものだなと改めて感じました。とても楽しかったです。ありがとうございました。

・本当に楽しすぎました。実際の王先生の演武は、しなやかでありながら一つ一つの動きはキリッとしてて迫力もあり、とってもすごくて興奮して見ていました。このような素晴らしい方から体験で少し教えてもらうことができてとてもよかったです！！貴重な体験ができました！ 今回の授業で太極拳にとても興味が湧いたので、動画など調べてみようと思いました。

・王革先生の太極拳を拝見して、動きがとても滑らかで片足で止まっていても揺れたりせずピタッとそのまま止まっている時間があるのがとてもすごくて目を奪われました。 そのあとの体験では先生はとても楽そうにしていたが、ついて行くのが精一杯で途中揺れてしまったりバランスを崩しかけたりと太極拳のすごさを経験しました。 とても貴重な体験をありがとうございました。

今回の特別講義を通して、中国の伝統文化を身近に感じることができ、中国語を学ぶ学生にとって非常に有意義な時間となりました。実際に身体を動かしながら体験したことで、太極拳の持つ深い魅力を実感できたようです。
このような貴重な学びの場をご用意くださった先生方に、改めて感謝申し上げます。

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