ノートルダムの風景

2025.12.15

毎日がクリスマス――社会へのまなざしを忘れずに|学長メッセージ

  • 学長メッセージ

  • ノートルダムの風景

X

facebook

クリスマスは贈与と感謝、そして希望を象徴する日です。大学における私たちの働きは、知識という贈り物を学生に手渡し、研究という贈り物を社会に届け、支え合いという贈り物を同僚に分かち合う営みです。 

これらはすべて、日常の中に潜む「小さなクリスマス」です。 

また、クリスマスは世界の平和を願い、お互いに贈り物を分かち合う日です。 
国外の戦火に対して、平和を希求する学問の力は国際社会に向けた贈り物です。研究や教育を通じて、対話と理解を促すことができます。国内の子どもの貧困や不登校に関して、教育の機会を広げ、支援の手を差し伸べることは、大学が社会的包摂の拠点となり得ます。多国籍の人々の現状は、多様性を尊重し共生の道を拓くことによって、人間関係の贈り物であり、大学は多文化共生のモデルを示す場となります。 

このように私たちの日々の教育・研究・支援は社会に対する「小さなクリスマスプレゼント」となり得ます。現実に目を背けず、積極的に関心を寄せることで、大学は社会に希望を届ける存在となるのです。 

だからこそ、私たちは毎日をクリスマスとして生きよう! 

社会に贈り物を届ける大学人として!