聖ジュリー・ビリアート(St.Julie Billiart, 1751-1816)はノートルダム清心女子大学の設立母体であるナミュール・ノートルダム修道女会の創立者です。1751 年フランスのクビリー村に生まれ、フランス革命後の混乱の中にあって、子女教育の重要性に鑑み、1804 年に教育修道会を創立しました。
マザー・ジュリーはフランス革命期に人の心も世の中も荒廃した中にあって、教育を通して、生活に必要な知識や技術を教えると共に、それ以上に私たち一人ひとりに、「あなたは、あなたのすべてをご存じの神様に無条件に愛されているかけがえのない大切な存在なのですよ。だから、今のままの自分自身であっていいのです」という温かいメッセージを伝えた人でした。
5月13日は、聖ジュリー・ビリアートが、1906年5月13日に教皇ピオ十世により「列福」された記念の日です。
動画で流れている曲は、入学式をはじめ式典で歌われる聖歌「サンタ・ユリア導き給え」です。
「サンタ・ユリア」とはラテン語で「聖ジュリー」を意味します。
「ああサンタ・ユリア導き給え よき神をこそ 知りまつらなん」という歌詞にあるように、本学の設立母体であるナミュール・ノートルダム修道会創立者聖ジュリー・ビリアートが常に口にしていた「善き神のいかに善きことよ(Ah! qu'il est bon le bon Dieu!)」という信条が込められています。
・建学の精神 教育理念
・清心アーカイブズ(写真とことばで本学の歩みを紹介する歴史アーカイブズです)
・卒業関連行事(全人教育を身につけた新たな人格として社会へ)