2025年3月8日(土)本学記念館にて、大学院第29回学部第73回フッド授与式が星野倫淳神父の司式によって行われました。
フッド授与式は、学生が社会に出る決意を固めるとともに、神から祝福を受ける式で、ミサのかたちで行われます。
最高学年になった今年度の5月に授与されたキャップとガウンで入場した修士・学士候補生は祈りを捧げ、フッドを着用することでアカデミック・ドレスを完成させました。
3月3日のノートルダムデーの日からこの数日間、これまで4年間の学生生活を振り返り、学生生活において与えられた、すべての恵に感謝し、そこで学んだ様々なことを思い返したことと思います。
星野神父による講演「美しさを求める」では、新約聖書『フィリピの信徒への手紙』4章8節「すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。・・・そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。」を中心にお話されました。
「皆さんは学ぶことを学んだ人です。そして、生きるとは学びつづけることです。人としての豊かさを足していけるよう学び続けなければなりません。・・・どうぞ皆さん美しい人生を送ることができるように学びを深めていってください。」と語り、これから社会へ出ていく卒業生にエールを贈りました。
これから歩む道は、決して平坦なものではないかもしれません。挫折や試練を経験することもあるかもしれません。そのようなとき、このノートルダム清心女子大学で学んだこと、フッド授与式での星野神父のお話を思い出してみてください。
卒業していく皆さん一人ひとりが本学で4年間学び、得たものが、それらを乗り越え、道を切り開く力となってくれることを願っています。
卒業証書・学位記授与式は14日に行われます。
・卒業証書・学位記授与式(2025年3月14日)
・ノートルダムデー(2025年3月3日)
・卒業関連行事
・年間行事