英語英文学科と英語英米文学専攻では、学問的教育研究とグローバル社会での体験を結びつけ、将来のキャリア形成を支援する、独自のインターンシップ科目を、2025年度に開講しました。企業等の現場において実務を経験することで、社会人となるための基礎的・汎用的能力を高め、卒業直後から即戦力となりうる人材を養成することを目指しています。
実習生として学生を受け入れて下さるのは、岡山県内で国際的な事業を展開し、優れた成果を上げていらっしゃる以下の７つの企業と２つの団体です。「グローバルビジネス」「国際協力」「メディア」「ツーリズム」という４つの分野において、学生は本格的な就業体験ができます。
特定⾮営利活動法⼈アムダ
特定非営利活動法人AMDA社会開発機構
イシカワホールディングス株式会社ならびに公益財団法人石川文化振興財団
岡⼭放送株式会社
ナカシマプロペラ株式会社
株式会社源吉兆庵
銘建⼯業株式会社
株式会社リョービツアーズ
株式会社レイANAクラウンプラザホテル岡⼭
ビジネスマナー講習を受講するインターン生たち
インターンシップ関連科目は、就業体験のための準備や事後の省察を行う「事前事後指導」と、企業において１週間から４週間に亘って、英文学生の学びを活かした独自プログラムによる就業体験を積む「インターンシップA・B・C」の４つの科目から成っています。インターンシップ科目を受講する学部生と大学院生は、実習生としての就業意識を高め、派遣先の事業内容を事前に調査し、ビジネスマナーやコンプライアンスの知識を身につけるための「事前授業」を、専門家の内部・外部講師の指導のもとで、この４月から6回に亘って学んできました。
就業予定の企業に関するインターン生の発表会
６月以降、夏休みにかけて、いよいよ実際に企業でのインターンシップが始まります。本学での学び、とりわけ専門として磨いてきた英語力と、リベラル・アーツ教育によって育まれた人間力を活かして、実り豊かな就業体験ができることを期待するとともに、体験後の「事後学習」において、個々の学生がどのような成長を見せてくれるのか、楽しみです。
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