今年度、修士論文を提出する予定の英語英米文学専攻博士前期課程の学生5名による修士論文の計画発表会を、2025年5月21日(水)午後2時半から5時半まで2203JB教室で開催しました。
当日のプログラムは以下のとおりです。
研究発表:
1. 的場もえ(Moe Matoba)
“Smell in Japanese Culture: An Analysis of Local Aroma"
2. 田口美希(Miki Taguchi)
“English Learners' Use and Interpretation of Modal Auxiliary Verbs"
3. 川井里紗(Risa Kawai)
“Viola's Gender Identity in Twelfth Night "
4. 小山公子 (Satoko Koyama)
“The Development of Japan-Korea Relations through Restaging the Eighteenth-Century Korean Envoys to Japan: An Analysis of Cultural Invention in Ushimado, Okayama”
5.佐々木愛美(Ami Sasaki)
“ICT Devices for Teaching English Writing: Incorporating Universal Design for Learning in Undergraduate Education”
“The Development of Japan-Korea Relations through Restaging the Eighteenth-Century Korean Envoys to Japan: An Analysis of Cultural Invention in Ushimado, Okayama”
5.佐々木愛美(Ami Sasaki)
“ICT Devices for Teaching English Writing: Incorporating Universal Design for Learning in Undergraduate Education”
英米文学、英語学言語学、国際コミュニケーションの三つのコースを専攻する学生が、各自20分間、パワーポイントなどを駆使しながら、それぞれの研究テーマについて現段階での考察や進捗状況、以後の研究計画などを英語で発表し、教員や学生との間で活発な質疑応答がなされました。発表者は、今回与えられた批評や質問を梃子に、必要な資料の収集や参考文献の読解をさらに進めて、来年1月末の提出期限までに修士論文の完成を目指します。9月には修論の中間発表会を行いますので、興味のある方はぜひご参加ください。
発表を終えた大学院生に、発表会の感想と以後の研究に向けての意気込みを語ってもらいました。
*的場もえ:今回の研究計画発表会を通して、様々な視点から質問やアドバイスをいただいたので、自身の計画を再度細かく見直し、調査を進めていくにあたって重要な研究の軸をさらに明確にできるようにしたいと思います。また、他の修士課程の学生の皆さんの発表を聞き、様々な分野の研究の意義を知るとともに多くの刺激を受け、これからの研究へのモチベーションにつながりました。
*田口美希:本研究の目的・背景や方法論をまとめた計画発表から、指導教官・副指導教官を中心に学生からも多くのフィードバックを受けることができ、有意義な時間だった。今後はそれらの意見を基に、データ分析と論文の内容をさらに発展させると同時に、9月の中間発表に向けて準備を進めたい。
*川井里紗:研究計画発表会を通じて、先行研究を踏まえた上での自身の立ち位置の明確化や議論展開に関して多くの示唆を得ることができ、自身の研究における課題や改善点もより明確となりました。今後の中間発表に向けて、テクストに対する一層精緻な分析と、論理的整合性を意識した議論の構築に努めていきたいと思います。
*小山公子:発表後に自分自身が気づかなかった視点から多くのフィードバックを頂くことができ、研究の方向性が以前より明確になりました。今後は現時点で未熟な理論の理解を早急に深めるとともに、フィールドワークを行うことで計画的に研究を進めていきたいです。
*佐々木愛美: 練習はもとより、研究計画等を十分検討したうえで当日の発表に臨みました。しかし質疑応答やフィードバックを通して、今後検討すべき箇所が明らかになったり等、まだまだ自身の研究には改善の余地があるなと実感しました。
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