ノートルダム清心女子大学では来日滞在中の米国大学生と共に生活しながら、実践的な英語力を身につける英語研修を今年から初めて実施します。研修は2年生以上を対象にするも9月研修と1年生対象の2025年2月または3月の二期に分けています。
研修が実施されるのは滋賀県彦根市にあるミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)で「国内留学プログラム」とも呼ばれており、2024年9月2日(月)から4日(水)までの3日間、英語教育センターJason Williams主任がリードして現地での実践的なコミュニケーションを円滑にするための事前研修「Michigan Prep Course」が行われました。
事前研修に参加するプログラム参加メンバーと 研修担当はJason Williams英語教育センター主任
事前研修はテーマ別で行われました。初日のテーマは”Classroom English”で、英語学習環境での質問の仕方や自分の意図を明確に伝えるための実践的なレッスンが行われました。その後のグループワークでも、実践的な英語コミュニケーションのあり方について、参加者同士での様々な意見交換の状況がみられました。
2日目のテーマは”Online Information Session”です。滋賀県のミシガン州立大学連合日本センター(以降「ミシガン日本センター」の教職員とZOOMで対面しました。これから米国学生とともに生活する寮の様子や設備がバーチャルで紹介され、現地での生活の実感が持てる内容となりました。交通手段の相談から授業内容などの質問について、一人ひとりに向けて丁寧な回答がありました。
最終日3日目は”Communicating with your Roommate”がテーマとされました。米国学生との共同部屋で約2週間生活をするにあたり心得ておくべきこと、快適な共同生活にするための英語コミュニケーションの取り方について学びました。参加学生全員が初めて米国大学学生をルームメイトとする生活経験するため、自分が望むことの伝え方や要望する際の作法、同部屋で生活する際に決めるべきルールなどについて、実際に起こり得る状況を想定しながら実践的な会話トレーニングを行い、プログラム参加に備えました。
グループワークで実践的なコミュニケーション方法を話し合う
英語教育センターでは、国際交流センターの企画プログラムに対して、今回のような実践的なコミュニケーションを学ぶ場づくりに貢献しました。この他にも協定交流額に必須ともなるTOEFL・IELTS受験に向けた教材貸出しの充実や目標スコア到達に向けた相談サポート、英語関連資料が充実した「セルフスタディルーム」の学生開放などが行われており、日常の英会話能力向上に加え、留学を考えている学生に向けて充実した環境づくりを積極的に行うとしています。
なお、英語教育センターのサポートについては、Nサポの「英語教育センターポータル」で詳しく知ることができますのでチェックしてみてください。
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