国際交流

2023年12月12日（火）、ミシガン州立大学連合日本センター（Japan Center for Michigan Universities、以下JCMU）からBenjamin McCracken所長（教授）とプログラム・ディレクターのChristopher Garth教授が来訪され、2024年度から開始されるアメリカ・ミシガン州立大学連合の短期留学プログラムであるGlobal Language and Culture Learning Camp（GLCLC)の説明と特別相談が行われました。

2024年夏休みの短期留学プログラムの実施場所となるJCMUは、1989年に滋賀県とミシガン州の姉妹提携20周年を記念して設立されており、米国・ミシガン州の15の州立大学の連合体による運営が行われています。ミシガンの州立大学生たちは、来日後、日本語や日本文化の学びを3か月程度続けている段階となる2024年9月にノートルダム清心女子大学から参加学生とともに生活し、学び合うこととなります。短期集中で英語学習をすることができます。

本学は、2023年10月17日に滋賀県彦根市にあるJCMUと学術交流協定を結び、参加学生が英語力向上と自己成長を実現する機会をできることになりましたが、このプログラムは、本格的な国際留学を行う前段階の学びの機会として位置付けられており、国際交流センターからセミナー室利用で20席限定の説明会実施の情報を出したところ、あっという間に募集定員に達するなど注目を集めました。

美しい琵琶湖湖畔で2週間にわたって2024年度から行われるミシガン夏季短期留学「GLCLC」は、（1）全学部・全学科の新1年生を対象にする2025年2月から3月実施グループと（2）2年生以上を対象として夏休み期間の2024年9月に実施するグループの二つに分けられていて、今回は、来年度の新2年生以上を対象にした説明会が行われました。
米国の大学生と二人一部屋で送る共同生活により異文化を意識しながら生活する環境を日常的に体験できだけでなく、実践的な英語の力を伸ばすことで、本格的な留学への力を養ったり、友だちとなったアメリカの大学生と生涯続く可能性がある交流体験ができたりします。
来年度プログラム実施に先立って、アメリカ・ミシガン州から派遣されているJCMUのBenjamin McCracken所長（教授）とChristopher Garth教授が国際交流センターを訪れ、セミナー室に集まった説明会参加者の前で、学びのプログラム内容や留学中の生活にかかわる施設や宿泊寮について活気あふれるトークを交えて説明が行われました。参加者からは、研修内容にかかわって、ルームメイトとのマッチングや参加するための英語力はどの程度必要かなど、具体的な質問が出されました。

「GLCLC」短期留学では、日々の授業や寮での生活を軸にアメリカの言語やその背景にある文化について学習し、加えて実践的なコミュニケーション力を身に付けることができることから、海外留学への自信をつけたり、バランス良く英語のスキルアップをはかったりできます。説明会を通じてプログラム参加への興味が増した参加者は、説明会終了後、積極的に質問をしたり、その後、個別に設定された特別相談会で現在持っている英語力をフルに生かして英語によるコミュニケーションを通じて、プログラムが自分の成長にどれだけ効果があるかを確認していました。

Benjamin McCracken所長は「英語を学ぶうえで、コミュニケーションを取ろうとすることは何よりも大切なことで、自分が蓄えた単語や文法の知識をフルに実践で使う環境に身を置く貴重な機会を通じて、自分が実感できる英語力の伸びを感じて欲しい」と話していました。また、来年度に向けて本学の学生達の参加を心待ちにしているとした上で、参加者全員が英語力を心配していると感じるが、この英語プログラムを通じて私たちがその力を確実に引き出しますとの心強いメッセージもありました。

国際交流センターでは、2024年度の初となる実施に向け、引き続きJCMUと連携してプログラム参加を目指す学生のサポートや手続きの支援を行います。なお、今回の説明会対象者を含む、2024年度の新2年生以上を応募資格とする「2024年9月プログラム」の応募は、2024年度新学期のオリエンテーション期間と同時期に行います。国際交流センターからの発信情報に気を付けて、機会を逃さないよう心がけてください。

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