学長メッセージ

2023年3月23日（木）に、本学学生4名が令和4年度国立青少年教育振興機構法人ボランティア表彰を受けました。その表彰式において、シスター津田葵学長が、学生に向けてメッセージを贈りました。
 

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私たちの日常生活の営みは単調な中にも新しいフレッシュなニュースであふれております。

昨日のWBCの決勝戦で日本中、いや世界中が沸きました。 3年に一度の大会に向けて、準備されてきたことが明るみになり、それが試合内容に刻々と反映され、決勝にむけてすすむなか、日本チームは見事、優勝という宝を手に入れました。

本日(2023年3月23日）、ここにいらっしゃる３名の方は、先日ノートルダム清心女子大学を卒業され、４月から民間企業、学校現場でそれぞれの道を新しく歩むことになっております。みなさまは在学時の一年生から学業に励む一方で、それぞれの創意、工夫を凝らして、国立吉備青少年自然の家において、子どもたちに寄り添い、ボランティアとして活動を行っていらっしゃいました。

一つの行為を何年にも渡って成し遂げるためには、自己研鎖、忍耐力、持続力、我慢強さなどが必要となり、その成果はWBCのように見える形で即時に沢山の方々へ感動を与えますが、皆様のボランティアとしての地道で永年にわたる奉仕活動も同じように私にとっては輝いています。
IT 時代を迎え、さらに便利で機能的な社会になっていくなかで、心と心の触れ合う機会が縮小してきている現在、皆さまはこどもたちとの触れ合いを通して、子どもたちの心に火をつけたのではないでしょうか。これからもこの愛の心、奉仕の心をもって灯を掲げて、それぞれ与えられた場で歩んでゆかれますようにお祈りいたしております。

最後になりましたが、本日、表彰式を設けてくださった国立吉備青少年自然の家の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

▶当日の様子は「本学学生が令和4年度国立青少年教育振興機構法人ボランティア表彰を受けました」をご覧ください。

・国立吉備青少年自然の家
・国立青少年教育振興法人ボランティア制度