英語教育センターでは、セルフスタディ・ルーム横のホワイトボードに英語教育センター教職員が週替わりで担当する「今週の言葉」を掲示しています。言語は英語のみならず、日本語の言葉もあり、英語教育センター教職員が感動したり、元気をもらったりした言葉を学生の皆さんへのメッセージも込めて掲示しています。2020年度より、学生の皆さんからも「今週の言葉」を募集し、掲示しており、今年度も募集を受け付けていますので、在学生の方は是非応募してみてください。
2021年度より、「今週の言葉」をブログという形で大学の公式ホームページに掲載し、2021年度は第9回まで掲載されています。2022年度も引き続き「今週の言葉」をブログで発信し、少しでも皆様の心が温かくなり、前向きになれるような言葉をお届けできたらと思います。「今週の言葉~selection~」を通して英語教育センター教職員の思いが少しでも皆様に届きますように。
それでは、第13回は、髙橋昌子先生が選んだ言葉です!
英語教育センターの施設である英語ラウンジ(ジュリーホールラウンジ内)にて撮影
I've learned that people will forget what you said, people will forget what you did, but people will never forget how you made them feel.
― Maya Angelou
(訳)私がこれまで学んできたのは、人はあなたの発言や行動など忘れてしまうこと。しかし、あなたがどのような気持ちを彼らに引き起こしたのか、それだけは忘れないということよ。
【髙橋昌子先生からのコメント】
マヤ・アンジェロウは、黒人女性としてマイノリティーの視点からたくさんの有名な詩や小説を執筆したアメリカの作家です。彼女の残した言葉たちはどれも私たちの心に響くものばかりです。
高校生の頃、いったい何を毎日友人と話していたのか、去年見た映画の結末はどうなっていたか、私はすっかり忘れてしまっていることが多いです。でも、楽しかった気持ちや、感動して涙したことは覚えているんですよね。
私たちは、感情を通じてコミュニケーションをとる生き物だと思います。心を動かされたとき、そのことをずっと覚えています。大切な人たちにただ「愛している」と言い繕うのではなく、言葉に込められたその愛が相手に伝わるように、心の奥底から伝えたいものですね。
次回の更新は10月を予定しています。お楽しみに!
出典:Shane Tennyson. Maya Angelou Quote Notebook. Independently published, 2021.
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