英語英文学科

従来であれば現地で受講するはずだったビクトリア大学English Language Centreの英語研修プログラムですが、今年度はオンラインで開催されました。本学参加学生の体験記を紹介します。ぜひ読んでみてください。

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私はこの夏、ビクトリア大学English Language Centre主催のオンラインプログラムに参加しました。本来ならカナダへ1か月間留学したかったのですが、新型コロナウイルス感染拡症大の影響により渡航は中止になってしまいました。その代わりにオンラインでのプログラムがあると知り、さまざまな制限がある中でも何か新たなことに挑戦したいと思い参加を決めました。

クラスは少人数で構成されておりアットホームな雰囲気でとてもリラックスして授業を受けることができました。テストによってレベル別にクラスが分けられていたため、授業についていけないのではないか、という不安もありませんでした。

授業は4週間にわたって計40時間、週7時間のオンデマンド授業と週3時間のリアルタイム授業が行われました。ディスカッションをメインに構成されており、先生やクラスメイトと話す機会が多くありました。ボランティア、旅行、自分の住んでいる国・地域の問題についてなど、さまざまなトピックについて意見交換をしました。

また、日本で文法を学ぶ際には日本語で学ぶことがほとんどですが、このプログラムでは英語での説明だったためとても新鮮でした。授業中は日本語を使用しないため、英語を学ぶにはとても良い環境だと感じました。授業がない日も課題は毎日出ました。課題に取り組むことで、スピーキングだけでなく、リスニング、リーディング、ライティング、4技能の能力向上に繋がる学習ができたと思います。特に、あるテーマに対して自分の意見を書き込むというライティングの課題では、自分の意見に対してクラスメイトからコメントをもらうことができ、楽しく取り組むことができました。

このプログラムを通して世界中に友達もできました。お互いの母語は分からなくても英語という言語を用いることでコミュニケーションを取ることができ、英語を学ぶことで世界が広がることを実感しました。私のクラスは韓国の学生が多くいました。そのため、英語を学ぶだけではなく、韓国と日本の類似点、相違点についてもディスカッションを通して知ることができました。クラスメイトとは連絡先を交換し、プログラムが終わった今でも連絡を取り合っています。

本当に楽しく充実しており、1か月間があっという間に感じました。現地留学することはできなかったけれど、コロナ禍での新たな形でこの夏、忘れられない最高の思い出を作ることができました。 

 

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