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書道卒業制作展

2012.04.11

学生の作品紹介|第16回(2010年度)書道卒業制作展の出品作品(2)

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日本語日本文学科

書道卒業制作展

川西美波(星楓) 臨漢碑二種 『礼器碑』・『曹全碑』
【所感】大学に入学した時から卒業制作展で「曹全碑」の全臨をしたいと思っていました。しかし、前年度に先輩が曹全碑の全臨をされていました。諦めようかとも思いましたが、どうしても諦めきれなかったので、「曹全碑」とともに隷書の双璧とされている「礼器碑」も全臨することに決めました。この二碑は卒業論文でも取り上げる二碑なのでとても強い思い入れがあります。字粒が小さく、数もあるので書いていると体中が痛くなりましたが、書きたかっただけあって楽しみながら書くことのできた作品です。

佐倉愛(櫻霞) 臨『中山王 方壷』
【所感】この壷は一九七四年に河北省平山県の中山王の墓から発見されました。銘は鋳造したものではなくタガネ彫りの刻銘で、縦長の精緻な装飾字体です。方壷とは、戦国時代から漢代にかけ作られた祭器を言います。四隅が稜をなして直角に折れ曲がり、稜上に各々龍の装飾を有しており、『龍飾刻銘方壺』とも呼ばれます。過去この作品を臨書した先輩は何人もいましたが、せっかく全臨するならと、方壷に書かれたそのままを書くために、青銅色のアクリル絵の具で周りを縁取り方壷を型どっています。今期の目標「Try and error」の言葉の通り、まさに試行錯誤の連続で、何度も何度も書き直しました。苦労は一番多かったですが、その分一番楽しくかけた作品でもあります。

下山彩(翠湖) 篆刻「蓮花在水」(『法華經』)
【所感】この言葉を見た瞬間、とてもいい言葉だなと思い、選びました。ここでの蓮花というのは、もしかしたら自分自身で咲かせる「花」のことを表現しているのではないかと思います。どんな場所でも自ら咲けるような女性になりたいと思う気持ちを込めて、丁寧に刻しました。

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