2025年5月14日(水)、インドネシアのカトリック系教育・福祉機関「タラカニタ財団」(理事長:Sr. ブリギッタ、本部ジャカルタ)から、傘下の幼稚園・小中高の校長先生ら14名からなる教育研修団をノートルダム清心女子大学にお迎えしました。
スライドに映されたウェルカムボード
本学のカトリック精神や女子教育の理念に関心を寄せてくださっている同財団との交流は2023年に始まり、2024年3月にはノートルダム清心学園との間で覚書を締結し、いよいよ本格的な交流のフェーズへと移行しました。今回の研修団来日は、そうした連携の流れの中で実現した初の本格的な対面交流です。
インドネシア語で説明する国際文化学部工藤裕子准教授(左から3人目)
出席者からの質問に応える津田学長(右から2人目)
当日は、津田葵学長をはじめとする本学関係者による温かい歓迎のもと、学内キャンパスツアーや意見交換が行われました。
特に、津田学長が、日本で唯一、世界五大陸にネットワークを広げるナミュール・ノートルダム修道会に基づく教育理念と、それに根ざした地域連携、さらにその延長線上にある国際交流の重要性について語ると、研修団の皆さまは大きくうなずきながら熱心に耳を傾けておられました。
また、タラカニタ財団がインドネシア政府に認可申請を進めている「タラカニタ大学」の構想についても紹介があり、将来的な大学間連携の可能性や、同じカトリック教育を掲げる幼稚園・小中高校との協働について、率直で踏み込んだ意見交換が交わされました。
タラカニタ財団について説明されている様子
うちとけた様子で懇談する出席者
ノートルダム清心女子大学およびノートルダム清心学園では、今回の交流を、単なる視察を超えた**「アジアの中で価値観を分かち合う教育ネットワークづくりの第一歩」**と位置づけています。今後もこうした国際的なつながりを大切にしながら、学生一人ひとりがグローバルな視野を育む「世界への窓」となるような教育環境の充実に取り組んでまいります。
津田学長からの質問に対応するタラカニタ財団の出席者
集合写真に笑顔で写る出席者のみなさん
・国際交流センター
・ノートルダムの国際ネットワーク
・タラカニタ財団
・タラカニタ財団(ブログ)