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プレスリリース

2025.03.26

世界自閉症啓発デー(4月2日~)キャンパスをブルーにライトアップ!学生たちと理解を深めます

キリスト教精神を基盤としたリベラル・アーツ大学、ノートルダム清心女子大学のインクルーシブ教育研究センターでは、世界自閉症啓発デー(4月2日)&発達障害啓発週間(4月2日~8日)に、NPO法人岡山県自閉症協会の啓発イベントに協力し、ノートルダムホール東棟と中央棟オラトリー(小聖堂)をブルーにライトアップします。5年連続の取り組みです。日頃から講義で自閉症の子どもたちへの保育・教育を学んでいるインクルーシブ教育研究センター有志学生による新企画を披露します。

【企画内容】
1 キャンパスをブルーライトアップ
 日時:4月2日(水)~8日(火)(17:00~22:00)
 会場:ノートルダム清心女子大学東棟及び中央棟オラトリー(小聖堂)      

2 インスタグラムを活用した啓発活動
 4月2日(水)18:00~ ブルーライトアップを背景にインクルーシブ教育研究センター有志によるピアノコンサートをライブ配信(新企画)
 曲名:NHK発達障害キャンペーンイメージソング「アスファルトのワニ」(高橋優さん楽曲)
 (その後アーカイブ配信も予定しています)
ノートルダム清心女子大学啓発用インスタグラム
●インスタグラムでは20日から情報発信しています。

3 岡山駅でのチラシ配り
 3月30日に岡山駅西口・東口で有志学生がチラシを約2500枚配布します。

■有志学生(代表)の思い
このプロジェクトに参加したきっかけは、将来、特別支援学校の教員になりたいと考えていたからです。近年、「自閉症」という言葉は広く知られるようになってきましたが、まだ十分に理解が浸透しているとは言えません。より多くの方に、自閉症を身近なものとして捉え、理解を深めてもらいたいという思いで活動しています。

■ブルーライトの意味
「癒やし」や「希望」などを表すブルーを、自閉症のシンボルカラーとしています。(世界自閉症啓発デー日本実行委員会サイトより)
また、青色は、聖母マリア(=ノートルダム)を象徴する色であり、本学のカレッジカラーでもあります。ブルーは、本学にとって大切なものとし、両者にとって大切なものを重ね合わせてライトアップしています。カトリック大学として「聖母マリア」、「平和の象徴」とともに、「癒やし」や「希望」が多くの人届くようにとの願いを込めています。

■世界自閉症啓発デーとは
2007年の国連総会(12.18開催)で、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(WorldAutism Awareness Day)とすることが決議されました。全世界の人々に自閉症を理解してもらう日として各国で取り組みが行われています。(世界ダウン症の日が「21番染色体が3本」から3月21日にされましたが、4月2日には自閉症の特別な由来はありません。)(世界自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイトから一部抜粋)

■5年連続(2021年~2025年)これまでの活動
2020年4月に本学にインクルーシブ教育研究センターを設置したことをきっかけに、岡山県自閉症協会とさらに協力しながら自閉症の啓発を進めていきたいという話から、本学ではじめて2021年岡山県自閉症協会と共催するかたちでブルーライトアップをはじめました。初年はライトアップのみだった活動が、翌年には、大学独自にインクルーシブ教育研究センターが中心となり、有志学生たちが自閉症啓発動画を作成。岡山県自閉症協会事務局長へインタビューしたり、LINEスタンプを作成したりするなど啓発活動に努めてきました。
そして、これまで先輩から引き継がれた活動を、さらに「より伝わる」方法を考えながら現在も精力的に取り組んでいます。
今年度は、SNSを活用してライブ配信を予定。リアルタイムで地域社会の皆さんとつながり、同じ時を共有しながら自閉症への関心を深めてもらいたいと企画しました。

これまでの自閉症啓発デーブルーライトアップの取り組み
インクルーシブ教育研究センター
児童学科
NPO法人岡山県自閉症協会