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プレスリリース

2025.09.11

【世界初級の挑戦】女子大生がプログラミングで創る新時代の音楽体験~楽器なしでライブパフォーマンス、コードが奏でる未知の芸術空間~

ノートルダム清心女子大学(岡山市北区 学長:津田葵)情報デザイン学部の研究者と学生が奏でる未知の音楽体験をご披露します。ご多忙の折とは存じますが、報道機関の皆様におかれましては、ぜひとも取材におこしください。

■なぜ今、注目すべきなのか
世界的にも稀少 - ライブコーディングで物理的な照明・音響を操る研究者は極めて少数
教育界への革新 - プログラミング教育に新たな可能性を提示
ジェンダーの壁を越えて - 女子大生が最先端技術で芸術表現に挑戦
地域文化への貢献 - 第23回おかやま県民文化祭参加事業

■体験できること
「楽器が弾けなくても、誰でもアーティストになれる」
パフォーマンスアート集団Milky Fields(本学情報デザイン学部教授・天野憲樹氏と女子大生で構成)が披露するのは、従来の音楽の概念を覆す全く新しい表現方法です。
パソコン1台 + スピーカー + 照明 = 圧巻のライブパフォーマンス
リアルタイムでプログラムを書きながら、同時に音楽と光の演出を創り上げる「ライブコーディング」。観客の目の前でコードが音に、データが光に変わっていく瞬間を体感できます。

■技術的な革新性
ライブコーディングとは
プログラミングしながら同時に音楽や映像を生成するライブパフォーマンス技術。国際学会(International Conference on Live Coding)でも、今回のような物理的な照明・音響制御を行う研究者は少数派。
教育現場への応用可能性
・プログラミング学習の動機づけ向上
・文理融合型教育の新モデル
・クリエイティブな問題解決能力の育成

■プロジェクト担当教員について
担当教員:情報デザイン学部教授
研究分野:エンタテインメント・コンピューティング、教育支援システム、プログラミング

■担当教員コメント
 ライブコーディングは、プログラミングをリアルタイムで行いながら音楽や映像を作り出す新しい表現方法です。プログラミングというと、難しそう、身につけるのが大変、面白くなさそう…そんなイメージを持つ人も多いですが、実際に光ったり動いたりするものを自分で作れると、とても楽しく感じられます。
特に、照明などの舞台装置をライブコーディングで動かすパフォーマンスは、音楽と組み合わせることで、観る人の興味を引きつける力があります。こうした取り組みは、プログラミングが身近で楽しいものだと知ってもらうきっかけになり、教育にも役立ちます。
情報デザイン学部では、文系・理系の枠をこえて、音楽やデザインといった感性の分野と、プログラミングなどの技術の分野を両方学ぶことができます。ライブコーディングは、そうした学びをつなげる活動として、とても意味のあるものだと思っています。

■今後のパフォーマンス(予定)
10月11日(土)岡山アーツ・フェスティバル
11月2日(日)3日(月祝)本学大学祭
2026年3月 天神山プラザ

■ ノートルダム清心女子大学情報デザイン学部について
2024年4月に開設。リベラル・アーツ教育を基盤に、情報学やデータサイエンスを融合したカリキュラムを組んでいます。文系理系の枠組みを超えた柔軟な視点で社会の問題をとらえる力を養い、インターネットやデータ分析を活用した多様なアプローチで課題の改善・解決にあたります。これらの学びをとおして、安全で持続可能な社会の発展に貢献できる人材を育成します。

情報デザイン学科(学科紹介)
研究分野
情報デザイン学科教員紹介
天野憲樹教授(教員紹介)