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プレスリリース
2025.06.25
今年もやります!真庭市二川地域の伝統野菜『土居分小菜』収穫 岡山の貴重な野菜を「育てる」「収穫する」「分析する」「子どもたちに」伝えていきます
ノートルダム清心女子大学(岡山市北区 学長:津田葵)では、管理栄養士をめざす学生たちによる真庭市二川地域の伝統野菜「土居分小菜」を地域の皆様と収穫します。
日時:2025年6月24日(火)10時30分~(1時間半程度)
会場:土居分小菜の畑 真庭市種1896
■経緯
本学では、令和6年度 地域に飛び出せ大学生!おかやま元気!集落研究・交流事業(岡山県)を受託し、真庭市二川地域を対象として実施しております。この度2年連続で受託されました。今年も真庭市伝統野菜「土居分小菜」の種蒔き、間引き、生育調査などを実施しており、今回育ててきた土居分小菜を収穫することになりました。
■活動のご紹介
本学地域資源活用ゼミは、生産者の高齢化などの理由から継承の危機に瀕している土居分小菜の継承を目指して、岡山県農林水産総合センター生物科学研究所の協力を頂きながら、土居分小菜の化学分析、調査、栽培体験、考案レシピのイベント提供を行っております。今回活動している18名の学生たちは、5月13日に種蒔きし、1週間ごとに間引き作業や生育調査に訪れ、今回その収穫を行うものです。また、コマツナなど他の野菜と比較を行うため、重量・長さ・色などの各種分析もあわせて行います。
活動学生たちのインスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/futachan_396/
■昨年度の取組結果
土居分小菜は、比較品種よりも味が濃く、わずかな酸味、渋みや苦みによる個性的な味を示し、炒め調理のほうがその個性が際立つことを明らかにしました。また、ワサビ様(イソチオシアネート)の辛味も有していた。土居分小菜の色味を活かした10種以上のレシピを考案し、チヂミを大学祭やふたかわミライエで出展し、好評を得ました。
■今年度は
上記の取り組みを継続・発展的に実施します。さらには、土居分小菜の継承するため、かつ地域からの要望もくみ取り、子どもたちへ郷土野菜の言い伝えや味を学んでもらう取組を行うことも、新たな目的としています。
〈スケジュール〉
・5月~7月:土居分小菜の栽培
・5月~1月:化学分析
・7月~11月:レシピ開発、イベント出展(11月頃)
小学校での出前講座準備と実施
・12月~1月:ポスター・発表資料作成
・2月:成果報告会の開催
・食品栄養学科(学科紹介)
・研究分野
・教員紹介
・吉金優准教授(教員紹介)