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プレスリリース
2025.02.07
DXハイスクール大学連携 中等教育4年生にデータサイエンス講座を開催!
ノートルダム清心女子大学(岡山市北区 学長:津田葵)情報デザイン学部教員が高校生向けにデータサイエンス講座を開催します。県内随一の進学を誇る岡山県立岡山大安寺中等教育学校の生徒様に最先端の学びを提供いたします。
日時:2025年2月12日(水)14:45~45:30
会場:岡山県立岡山大安寺中等教育学校(岡山市北区北長瀬本町)
■当日の講座概要
対象者:岡山県立岡山大安寺中等教育学校4年生約100名
講 師:本学情報デザイン学部准教授 前川浩基(まえがわ ひろき)
内 容:Google Spreadsheet を使ってOpen Data を解析する実習
■今回の取組に至ったきっかけについて
DX ハイスクール採択校と大学・高専機能強化支援事業選定大学とは、積極的な連携が求められています。情報デザイン学部が開設されたことをきっかけに、採択校の求める支援と、大学が提供できるコンテンツとがうまくマッチした結果だと思います。
■身につけてほしい力
高校(中等教育学校)までの「勉強」と大学での「研究」の違いを体験してほしいと思っています。
「勉強」では先生から教わったことを覚え、問題に正解することが重視されますが、「研究」では自分自身で疑問を見つけ、仮説を立て、それを検証するプロセスが求められます。
今回の講義を通じて、生徒の皆さんには、主体的に問いを立てる力や、データを収集・分析して結論を導く力を体験してほしいと考えています。
さらに、そのプロセスを通じて、物事を論理的に考える視点や、結果を批判的に評価する姿勢を身につけるきっかけとなれば嬉しいです。
■情報デザイン学科の学びがどう活かされているか
情報デザイン学科のカリキュラムは「情報系(システム系)」科目と「データ系」科目の2本柱からなっています。「データ系」科目で学ぶ内容、たとえばデータを「読み取る」「解釈する」トレーニングや、仮説・検証型のアプローチは、どのような学問分野に進むにあたっても重要なスキルだと考えます。
その点が、高校(中等教育学校)での「探究型学習」でも求められているのではないかと思います。
■高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)とは
大学教育段階では、デジタル・理数分野への学部転換の取組が進む中、その政策効果を最大限発揮するためにも、高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化が必要です。高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)では、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校などに対して、そうした取組に必要な環境整備の経費を支援します。(文部科学省HPより一部抜粋)
・情報デザイン学科(学科紹介)
・研究分野
・教員紹介
・前川浩基准教授(教員紹介)