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著者・刊行物
	
		社会福祉実践における根源の探求ー近代における歴史的展開を通してー
		
			
			
				
					
					 	
| 学科・機関 | 人間生活学部 人間生活学科 | 
| 教員名 | 杉山博昭教授 | 
| 著者情報 | 杉山博昭 著 | 
| 出版社 | 時潮社 | 
| 発行日 | 2024年1月 | 
| サイズ・頁数 | A5判 342頁 | 
| 金額 | 4,000円+税 | 
					
				
			 
		 
		
			- 内容紹介
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				社会福祉実践について、わが国の近現代史のなかで営まれたさまざまな事業や実践者による思想を通して考察している。農村社会事業、セツルメントなどの個別の活動を取り上げる一方、事業に必要な財源をめぐる動きを、キリスト教による実践を軸にして分析した。ハンセン病など負の課題も直視している。さらに、山口県を事例にして福祉行政が形成される過程を追った。こうしたことを通じて実践の重層性、多様性を明らかにした。
 
 目次
 Ⅰ 社会福祉をめぐる研究の歩み
 第1章 社会福祉施設史研究の動向
 第2章 石井十次の「信仰」について ―キリスト教史・キリスト教社会福祉史研究での扱いをめぐって―
 第3章 社会福祉史研究における渋沢栄一
 
 Ⅱ キリスト教による地域実践の展開
 第4章 一九三〇年代のキリスト教による農村社会事業の発展
 第5章 東京におけるキリスト教セツルメント ―戦時下の困難から戦後の再建を通して―
 第6章 有隣園によるセツルメント活動の歴史的意義
 
 Ⅲ キリスト教社会事業の財源をめぐって
 第7章 鉄道の発展と岡山孤児院
 第8章 キリスト教社会事業の展開における財源問題
 第9章 一九三〇年代における民間社会事業の転換とキリスト教社会事業
 第10章 キリスト教社会事業による民間助成団体の活用
 第11章 カトリック社会事業施設による音楽会
 
 Ⅳ ハンセン病問題と向き合う
 第12章 ハンセン病問題をめぐる責任について
 第13章 渋沢栄一とハンセン病との関係
 補論1 書評 太田國男『自分の十字架を背負って』 信仰者の立場で差別を問う
 
 Ⅴ 地域社会福祉史の探求
 第14章 地域社会福祉史研究の意義と課題
 第15章 山口県社会事業と女性
 第16章 山口県における社会福祉行政の形成 ―『縣政展望』の社会福祉関係記事を中心に―
 第17章 戦後社会福祉行政の農村地域での展開 ―山口県での展開過程―
 補論2 「地方」はどこにあるのか
 補論3 中国四国における社会福祉
 
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