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著者・刊行物

インクルーシブ発想の教育シリーズ④ エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点

学科・機関 人間生活学部 児童学科/インクルーシブ教育研究センター
教員名 青山新吾 准教授
著者情報 青山新吾 著
出版社 学事出版
発行日 2022年5月11日
サイズ・頁数 B5判 147頁
金額 1,980円+税
内容紹介
学校教育の現場でインクルーシブ教育を進めていこうと考えた際に必要な視点とは一体何なのでしょうか。先ず本書では、インクルーシブ教育と「インクルーシブ教育システム」の違いを整理し、学校現場における数々のエピソードから子どもを捉え、関係づくりをするためのアイデアを提示していきました。それらの提案を踏まえ、今、インクルーシブ教育を進めていくために共有しておきたい大切な「視点」を提示しました。読者の皆さんが、周囲の方とインクルーシブな「対話」を始めるきっかけになることを願っています。


刊行にあたって
はじめに

第1章 インクルーシブ教育と「インクルーシブ教育システム」
インクルーシブ教育と「インクルーシブ教育システム」

第2章 インクルーシブ教育を進めるための基本~「支援の前に人づきあいを」の発想~
1.エピソードを語る・綴る
2.ある中学校でのエピソードを綴る
エピソード 「自動販売機に行きたいな。」
3.支援の前に人としてのつきあいを
4.子どもとの関係づくり~共通の話題と好きなモノ・コト~
5.「主導性」と関係
6.面白がれるということ

第3章 インクルーシブ教育を進めるための見方・考え方
1.特別支援教育と「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」は別である
2.特別支援教育の視点とは何か?
3.「やさしいどうして?」の発想を具現化する その1
エピソード 「ぼくもわたしもおべんとうがたべたいな。」
4.「やさしいどうして?」の発想を具現化する その2
エピソード 「ぼく、本当はプールに入りたかったんだ。」
5.「集団の中の個」として見る
 通級による指導を受ける子ども/「個別のアプローチ」と「集団へのアプローチ」とそのバランス

第4章 「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」の充実がインクルーシブ教育を進める第一歩 ~①学級経営~
1.学級経営とは
2.幅と寛容度そして徹底的な個への関心
「学習スタンダード」の例と落とし穴/特別支援教育の視点を取り入れた教育活動の必要性/集団の「寛容度」/徹底的な個への関心が重要/身近な対話のきっかけにして欲しい
3.エピソードで綴る「インクルーシブ教育と学級経営」
エピソード 「ボール当てオニをしたそうだけどやらない子」
ある小学校1 年生の学級で/ボール当てオニが流行る/どの子も「悪い」とかではなくて気にかかるという感覚/子どもたちと一緒に考える/ドッジボールの休憩場所をつくる/休憩場所が要らなくなったと言うけれど……/なぜこのクラスでは子どもたちが自分で解決しようとするのか/『―これからのインクルーシブ教育を見据えて―「子供とつながる・子供をつなげる」~多様性を認め合う集団づくりを中心に~』
4.「周囲の子ども」へ向けるまなざしの重要性
5.交流及び共同学習を意味のあるものにする
エピソード 「そこに近寄ったらいけないんだよ。」
「誰が来てもいいと言いました。」/交流及び共同学習/早くなくしてしまいたい「交流及び共同学習あるある」/各校において「交流及び共同学習」について振り返る際の10の視点

第5章 「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」の充実がインクルーシブ教育を進める第一歩 ~②授業づくり~
1.特別支援教育の視点と「授業のユニバーサルデザイン」
2.学習指導要領の記述と特別支援教育の視点
3.教科書作成における取組
4.個人の工夫ではなく組織的に取り組む~指導・支援の「視点」を共有~
5.特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり~子ども目線での「わかりやすさ」「学びやすさ」~

第6章 特別支援学級の教育からインクルーシブ教育のヒントを探る
1.特別支援学級の教育課程、その魅力
2.特別支援学級の魅力、自立活動の指導

第7章 日本型インクルーシブ教育の構築は次のフェーズ
1.特別支援教育からのインクルーシブ教育への提案~根幹の「インクルーシブ発想」による取組を~
2.専門家との連携が機能するために
3.地域とインクルーシブ教育
4.インクルーシブ教育と「エピソード語り」~さまざまな要素が複合的に織りなす重層的な取組~
5.個別最適な学びと協働的な学びとインクルーシブ教育と
おわりに



青山新吾准教授(教員紹介)
児童学科
インクルーシブ教育研究センター
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