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著者・刊行物

赤毛のアンから黒髪のエミリーへ ――L・M・モンゴメリの小説を読む――

学科・機関 文学部 英語英文学科
教員名 赤松佳子 教授
著者情報 赤松佳子 著
出版社 御茶の水書房
発行日 2022年3月25日
サイズ・頁数 A5判 260頁
金額 3,800円+税
内容紹介
カナダの女性作家、L・M・モンゴメリの作品において、赤毛のアンと黒髪のエミリーは、作者の分身として異なった特徴を持っている。本書では、両主人公が活躍する小説を読み解き、各作品の面白さを論じた。第1部では『赤毛のアン』を5つの視点から分析した。第2部では、アン・シリーズと呼ばれる続編を取り上げ、女性同士の連帯が意味するものを明らかにした。第3部では『アン』と『エミリー』三部作を比較しつつ、両作品の完成度や読者受容や翻案との関わりを論じた。
◇◇◇
本書は、ノートルダム清心女子大学学内出版助成による刊行物です。
◇◇◇

目次
第1部 『赤毛のアン』
 コラム 作家の生涯と二つのシリーズ
 第1章 少女小説の古典
 第2章 孤児の物語-『アンの仲間たち』と『赤毛のアン』との比較から
 第3章 アン・シャーリーの言葉力
 第4章 ユーモアが照らすもの-カナダのミュージカル版との比較から
 第5章 日本の『赤毛のアン』〈翻訳〉が意味するもの
第2部 アン・シリーズ
 第1章 母性の絆がマリア・カスバートにもたらしたもの
 第2章 〈眠り姫〉の目覚め-アンとミス・ラヴェンダーの友情
 第3章 高等教育と向上心の意義--あるカナダ女子大学生の内的成長
 第4章 逞しい独身女性の変身-ミス・コーネリアの役割
第3部 アンからエミリーへ、『エミリー』三部作
 第1章 L・M・モンゴメリの『エミリー』三部作と村岡花子
 第2章 庭がアンとエミリーの精神的成長へ及ぼすもの
 第3章 〈世界の反対側〉・日本への関心
 第4章 『エミリー』三部作における先人文学作品の引用と引喩の効果
 コラム アニメ『風の少女エミリー』が示すもの
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