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著者・刊行物

精神分析臨床での失敗から学ぶ―その実践プロセスと中断ケースの検討(共著)

学科・機関 人間生活学部 児童学科
教員名 日下紀子 准教授
著者情報 松木邦裕・日下紀子・根本眞弓編著
出版社 金剛出版
発行日 2021年11月10日
サイズ・頁数 A5判 268頁
金額 3,600円+税
内容紹介
本書は、精神分析、精神分析的精神療法・心理療法を実践してきた心理臨床家や精神科医によって執筆されました。それぞれが精神分析臨床における失敗に終わった面接では何を過っていたのか、失敗を失敗に終わらせず、治療的展開に繋げるためには?の問いに向き合い、失敗例の実践プロセスを検討し考察している臨床論文と臨床エッセイが収められている他にあまり類書のない臨床書です。日下は編集に携わると同時に、第1部において【総説】を執筆しています。

まえがき
第1部    失敗から学ぶ
 【総説】失敗から創造されるもの
 【技法】精神分析臨床での私の失敗―心象と心情を分かちあうこと
 【論考】心痛の現実化としての失敗―症例ドラから学ぶ
第2部    失敗を振り返るとき
 【臨床論文】失敗と逆転移としての「失敗」感
 【臨床論文】精神分析的心理療法への移行の難しさをめぐって
 【臨床エッセイ】「考える」ことをめぐる初学者の過ち
 【臨床エッセイ】精神分析的心理療法への憬れ、その陥穽
第3部    コンテイニングの難しさ
 【臨床論文】心的退避の世界に治療者が絡めとられること
 【臨床論文】治療者はどこにいるのか―コンテイングの失敗とエナクトメントの完遂の側面から
 【臨床エッセイ】投影が浮き彫りにするセラピストの失敗
 【臨床エッセイ】患者の心を知ろうとする心構えの大切さ―逆転移を生かすために
第4部    届き難い患者との間で
 【臨床論文】自閉症スペクトラムの精神分析的アプローチの試み
 【臨床エッセイ】わからなさを問い続けること
 【臨床エッセイ】孤独に耳をすます
 【臨床エッセイ】自死をめぐった囚われから自由になることで“あやまち”を問い直す―“意味のある偶然”から“必然”へ―
終章 私たちは、成功した精神分析から学ぶことができるのだろうか
編者 あとがき


児童学科
日下紀子准教授
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