特別支援教育すきまスキル 高等学校編 （共著）
| 学科・機関 | 人間生活学部 児童学科／インクルーシブ教育研究センター |
|---|---|
| 教員名 | 青山新吾 准教授 |
| 著者情報 | 青山新吾・堀裕嗣 編 |
| 出版社 | 明治図書出版 |
| 発行日 | 2020年6月26日 |
| サイズ・頁数 | 四六判 160頁 |
| 金額 | 1,800+税 |
- 内容紹介
-
本書は、青山と堀裕嗣氏が編集した書籍である。既刊の『特別支援教育すきまスキル 小学校下学年編』『特別支援教育すきまスキル 小学校上学年・中学校編』の続編として刊行した。高等学校の現場において日常的に生じそうな２１場面をピックアップし、その状況が生じている背景要因、状況を読み解くために必要な基礎的知識を示した。そして、その解決に向けての取り組みを「集団に対する指導スキル」と「個別の支援スキル」の両方から、見開き２ページに収まるようにコンパクトに記述したものである。
先述した２１場面に対して、本学の湯澤美紀教授、日下紀子、東俊一准教授を始めとする１８名で分担して執筆した。高等学校の現場で、日常的に苦戦している生徒たちと共に歩む教職員に、特別支援教育の発想とその基礎的スキルを提供できることをねらいとした１冊である。
青山は、本書の編集及び執筆（第１章第１項および第３章第２項）を行った。
第1章 教室の環境整備
１ 教室環境の整備原則は？
２ 座席位置決定の配慮ポイントは？
第２章 コミュニケーション・自己理解
１ 思ったことをすぐに口に出して表現する生徒への指導ポイントは？
２ 困っても人に頼れない生徒への指導ポイントは？
３ 自分自身の状況を理解しにくい生徒への指導ポイントは？
第３章 生徒指導
１ 特定の生徒や教師への攻撃がある子どもへの指導ポイントは？
２ 絶対に自分自身の非を認めない生徒への指導ポイントは？
３ 忘れ物が多かったり、指示等をすぐに忘れてしまったりする生徒への指導ポイントは？
４ 特別指導を受けている発達に課題がある生徒と保護者への指導ポイントは？
第４章 授業
１ 英単語が覚えられない、英語の学習に苦戦している生徒への対応ポイントは？
２ ノート等に写すことが難しい生徒への対応ポイントは？
３ 説明を聞くだけでは理解しにくい生徒への対応ポイントは？
４ 課題を提出できない生徒への対応ポイントは？
５ 固まってしまい、動けない、話せない生徒への対応ポイントは？
６ 自己表現が難しい生徒への対応ポイントは？
７ 入退院を繰り返すなど、学習の積み重ねが難しい生徒への対応ポイントは？
８ 協同的な学習、グループ活動を嫌がる生徒への支援ポイントは？
第５章 連携・接続
１ 学校全体で特別支援教育を進めていくための推進ポイントは？
２ 教科担任、関連教員間での連携ポイントは？
３ 専門機関との連携ポイントは？
４ 高等学校卒業までに生徒に教えたい社会資源とその指導ポイントは？
