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著者・刊行物

日常的実践の社会人間学――都市・抵抗・共同性(共著)

学科・機関 文学部 現代社会学科
教員名 濱西栄司 准教授
著者情報 松田素二 他編
出版社 山城印刷出版部
発行日 2021年3月10日
サイズ・頁数 A5版
金額 2,700円+税
内容紹介
都市・抵抗・共同性をキーワードとして、社会学・人類学(人間学)の観点から日常的実践の可能性を論じる書籍です。京都大学社会学研究室を長年運営され、日本文化人類学会会長も務められた松田素二教授(京都大学)の退職記念に教え子たちが編集しました。松田先生含め25人が執筆しています。濱西は第2章を担当しました。


序論 都市、抵抗、共同性について思うこと――40年間のフィールドワークの軌跡から

第Ⅰ部 都市
 第1章 都市・紛争・自然――ベルファストにおける野外レクリエーションの環境史
 第2章 都市抗議の日常化と記述――2009年コペンハーゲンCOP15を事例に
 第3章 シンガポールにおける団地開発のもう一つの側面――HDB設立までの諸過程から
 第4章 憑依宗教のコスモロジーとモダニティ――北タイ、チェンマイの精霊信仰と霊媒術
 第5章 何も起こらない日常に変化をみる――生活世界の改変と継続の不可分性
 第6章 都市と集合的創造性 ――ジェイコブズと出会う昭和の町
 第7章 大正・昭和大礼時の都市流入者の〈他者〉的容貌
 第8章 都市が考える――物質論的転回以降の都市論のために

第Ⅱ部 抵抗
 第9章 ソフトレジスタンス論の射程
 第10章 操りの力を手繰り寄せる
 第11章 自由への意志としてのモビリティ――松丘保養園における生活実践から
 第12章 抵抗としての太極拳推手交流会
 第13章「詩人のくに」の革命と詩学――1980年代ニカラグア “Nicaráuac” 誌をめぐって
 第14章国家と女神――近世中国における母権的共同体の想像
 第Ⅲ部 共同性
 第15章 #GandhiMustFall?――「ガンディー像撤去要求運動」が拓く移動と共同性の記憶
 第16章 共同性として「우리(ウリ)」の遂行的獲得――在日朝鮮人青年による祖国訪問経験をめぐって
 第17章 「地域おこし協力隊」という日常と実践
 第18章 医療の場の「日常生活世界」アプローチと拡張型劇中劇
 第19章 日常的実践論から子どもの「居場所」の成立条件を再考する―― 現代日本のフリースクールにおける活動の自由と多義性をめぐって
 第20章 スポーツに内在する暴力性の行方――桜宮高校体罰「自殺」事件を手がかりにして
 第21章 食を通じた日常性・生活世界の再想像
 第22章 他者の視点に立つことを再考する――模倣とパースペクティヴィズムをめぐって
 第23章 日常人類学における共同性と了解
 第24章 それでもコミュニケーションはつづく――落語『時計屋』と『蒟蒻問答』の分析を通して

 
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