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著者・刊行物
大原美術館の誕生-画家児島虎次郎の想いと建築家薬師寺主計の思い-
学科・機関 |
人間生活学部 人間生活学科 |
教員名 |
教授 上田恭嗣 |
著者情報 |
上田恭嗣 著 |
出版社 |
山陽新聞社 |
発行日 |
2012年3月16日 |
サイズ・頁数 |
A5判 150頁 |
金額 |
1,575円(税込) |
- 内容紹介
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大原美術館は、大原孫三郎が画家児島虎次郎の思いで蒐集させた世界的にも著名な画家達の作品の宝庫といえる。その蒐集内容からも、西洋絵画を展示する美術館として広く知れわたっている。しかし、この美術館の建設については、混沌とした時代の流れの中で紆余曲折しており、現在の場所で建設できなかったことも十分考えられる。あるいは、構想で終わっていたかも知れない。また、大原美術館の建築デザインについても、意外な変遷があり、建築計画の経緯について興味深いものが数多くある。本書は、第二次世界大戦へ向かう社会状況の変化の中で、地方における小都市「倉敷」において出現した、大原美術館の建設経緯をとおして、偉大な実業家大原孫三郎と画家児島虎次郎、そして設計した総社出身の建築家薬師寺主計の思いを解き明かし、各人の希有な業績を評価するものである。
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