鴨長明研究―表現の基層へ

学科・機関 | 文学部 日本語日本文学科 |
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教員名 | 准教授 木下華子 |
著者情報 | 木下華子 著 |
出版社 | 勉誠出版 |
発行日 | 3月31日2015年 |
サイズ・頁数 | A5判 424頁 |
金額 | 8,750円+税 |
- 内容紹介
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『方丈記』の作者として文学史上に名を馳せる鴨長明は、多くの和歌や歌論書『無名抄』を残した歌人、仏教説話集『発心集』の編者としての顔をも併せ持つ、多彩な執筆活動を展開した人物である。数多くの領域にまたがるジャンル横断的な作者であった彼は、いかなる意図の下に作品を作り出し、何を実現しようとしたのか。本書は、長明とその諸作品について、表現・構想を総合的に解明し、その文学史的意義を明らかにするものである。
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本書はノートルダム清心女子大学学内出版助成による刊行物です。
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2016年 第9回日本古典文学学術賞(国文学研究資料館賛助会主催)を受賞