阿倍仲麻呂在唐歌論

学科・機関 | 文学部 日本語日本文学科 |
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教員名 | 准教授 東城敏毅 |
著者情報 | 東城敏毅 著 |
出版社 | おうふう |
発行日 | 12月10日2018年 |
サイズ・頁数 | A5判 120頁 |
金額 | 6,800円+税 |
- 内容紹介
- 本書は、『古今和歌集』巻九・羈旅歌の巻頭を飾り、また『百人一首』にも収載されている、阿倍仲麻呂の著名な「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」の歌一首について考察するものです。本書は「帰国の際の遣唐使船が遭難し、結局日本には戻ることができなかった阿倍仲麻呂の望郷の歌がなぜ日本に伝えられているのか」「なぜ当該歌は『万葉集』ではなく、『古今和歌集』に収められているのか」という、最大の疑問に挑戦し、それに対する一つの結論を導き出したものです。