「ロマ書」の人間学 ノモスにとらわれない生き方

学科・機関 | 人間生活学部 人間生活学科 |
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教員名 | 名誉教授 葛生栄二郎 |
著者情報 | 葛生栄二郎 著 |
出版社 | キリスト新聞社 |
発行日 | 12月15日2018年 |
サイズ・頁数 | A5版 518頁 |
金額 | 2,700円+税 |
- 内容紹介
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本書はキリスト教信仰の本質を究める上で決定的な意味をもつパウロの「ローマ人への手紙(ロマ書)」を、「死への跳躍」を前にした一人のキリスト者の視点から読み解く「信解書」である。「法に従う倫理」から「愛に従う倫理」へ、人間が神の恵みによって根本から劇的に造り変えられていく様を描く「人間改造の書」としての「ロマ書」と向き合いながら、著者は法哲学者・倫理学者として自らの追究してきた世界観を、信仰にもとづいた生き方へと収斂させることを試みている。
なお、著者は本書を書き上げたのち、2018年7月23日に逝去された。