• Youtube
  • TwitterTwitter
  • FacebookFacebook
  • LINELINE
  • InstagramInstagram
  • アクセス
  • 資料請求
  • お問合せ
  • 受験生サイト
  • ENGLISH
  • 検索検索

人間生活学部
食品栄養学科 教員紹介

教員紹介

小林 謙一

小林 謙一

職名:教授

担当分野:生化学・基礎栄養学

教員からのメッセージ:

リベラル・アーツの大きな目標の一つは、「人格の陶冶(とうや)」です。「人格の陶冶」とは、「生きる意味(いみ)」を徹底的に考え抜き、やさしい「心」で最善の「判断」ができるようになることだと思います。私は、「食べる」という意味(いみ)を、生化学、基礎栄養学という学問分野から、実験科学的手法を用いて、学生の皆さんと一緒に考究することを通じて、皆さんといっしょに人格の陶冶を目指していければと思います。

研究内容:

今日の社会は、様々な未知の課題に対して果敢に挑み、解決できる能力を求めています。その力は、本学での「研究」で身につけることができます。「研究」とは、物事の「真理」の一端を世界で初めて明らかにしようとする「営(いとな)み」です。
私は、慢性腎臓病の新しいメカニズムを明らかにして、腎臓病を予防・改善できる食品成分を探すという研究を、遺伝子改変動物や培養細胞などを用いて行っています。他にも、「食・栄養」と「こころ」との関連を、実験レベルで明らかにしようとする研究も行っています。これらの「研究」を通して、課題の設定から解決に至るまでの「突破力」を、いっしょに身につけていきたいと考えています。

戸田 雅裕

戸田 雅裕

職名:教授

担当分野:公衆衛生学

教員からのメッセージ:

公衆衛生学は、私たちの生活に深くかかわるとても身近な学問です。保健、医療、福祉、環境問題など、日頃から意識して新聞やニュース番組などを見るように心がけましょう。

研究内容:

生体内のストレス物質の測定やアンケートを用いたライフスタイルの調査を行っています。ストレス物質の測定では、主にアロマテラピーや温泉などのリラクゼーション効果について調べています。また、アンケート調査では、スマホ依存や痩身願望など、私たちの身近な問題について調べています。

長濱 統彦

長濱 統彦

職名:教授

担当分野:食品衛生学

教員からのメッセージ:

誰も見たことのないものをみて、常識と言われていることを覆す。世の中に娯楽は数あれど、こんなに愉快なことがあるだろうか?

研究内容:

食品やさまざまな環境中の菌類やその他の微生物の多様性を、食品衛生的な観点から調べています。具体的には、微胞子虫という変な寄生虫を様々な環境から検出したり、酵母種や魚醤など発酵食品の細菌叢、真菌叢を調べたり、マスク肌荒れと皮膚常在微生物叢との関係を調べたり、野菜や果物の内生菌や植物病原菌の多様性を調べたり、化粧品使用と口腔内微生物叢の関係を調べたり、二枚貝などの水生生物のカビ毒リスクを調べたりしています。研究テーマは学生のアイデアをもとに決めることも多いです。微生物に関わる疑問があったら、いつでも研究室にきてください。世界初、オンリーワンな研究がそこからスタートするかもしれませんよ。

林 泰資

林 泰資

職名:教授

担当分野:生理学

教員からのメッセージ:

自分はどんなことが好きなのか、学びたいのか、フリーな気持ちで考えてみましょう。自分が好きでずっと続けられるものを見つけることが大切です。「資格がとれるから」「将来役に立つから」という理由で、周囲の人たちは進路を進めてくることもありますが、まずは、あなた自身が好きなこと、学びたいことを見つけられるかどうかだと思います。

研究内容:

薬学部出身ということもあり、クスリのような作用がある食品に興味を持っています。現在は、アレルギー性鼻炎に効く食品成分と、ストレスを緩和する香気成分の研究をしています。抗鼻炎作用に関しては、コラーゲン分解産物による鼻炎抑制作用を明らかにしました。また、ストレス緩和作用に関しては、コーヒー豆の産地によって、その香気がリラックス作用やリフレッシュ作用があることがわかりました。クスリには副作用がつきものですが、食品成分は穏やかに効いてくれます。新しい発見を一緒に楽しみましょう。

焔硝岩 政樹

焔硝岩 政樹

職名:准教授

担当分野:公衆栄養学

教員からのメッセージ:

健康を維持するために、「食べること」は大切な要素のひとつです。食べることを通じて、自分や家族、友人、地域の健康を一緒に考えましょう。

研究内容:

市町村等が実施している事業を評価するため、実態把握のための食事調査を行い、さらに生活習慣アンケート等から食事と健康との関連性を明らかにし、これらの評価に基づき、新しい健康増進計画策定の支援を行います。

小川 眞紀子

小川 眞紀子

職名:准教授

担当分野:調理学・応用栄養学

教員からのメッセージ:

食は生命なり 健康であってこそ私たちは学問探求をはじめ、様々なチャレンジができます。QOL(生活の質)の向上をめざして、食と健康を多面的な視野から一緒に楽しく学んでいきませんか。

研究内容:

日常の食事に焦点をあて、適量でバランスのよい食事の実現のための食事構成力の形成に関する研究をしています。毎年学内で実施しているごはんの適量を学ぶ「3・1・2弁当箱法」体験セミナーでは、ゼミ生がスタッフとして対象の1年生に調査を実施し、1食の適量把握を通して望ましい食習慣の形成のための関連要因を検討しています。これまでに、幼少期に野菜などの収穫・栽培経験の有無との関連、魚料理の出現頻度や調理経験との関連、盛り付けの彩りへの意識の有無との関連など、興味のあるテーマ立案で質問紙調査を行いました。また、フレイル予防をテーマに、高齢者の社会参加と食事の関連について検討しています。

小見山 百絵

小見山 百絵

職名:准教授

担当分野:臨床栄養学

教員からのメッセージ:

疾病をもつすべて人の改善治癒のベースとなるのは適切な栄養管理です。チームで取り組む栄養管理。管理栄養士は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師など多職種で構成される医療チームの一員であり、食と栄養の専門家として重要な役割を担います。食品学、生化学、臨床栄養学・・・、学びの先には患者さんの笑顔があります。

研究内容:

前職は病院管理栄養士であり、糖尿病専門医の下で糖尿病の食事療法に取り組んできました。糖尿病の治療には患者さん自身による生活管理が欠かせません。中でも日々の食事を量やバランスを整えて摂取する食事療法は重要です。糖尿病患者さんの食事時間を調査したところ、糖尿病のない人に比べて食事にかける時間が短く(つまり早食い)、昼食では時間が短いほど糖尿病の状態を表す数値がよくないことがわかりました。ゆっくり時間をかけて食べることを根拠をもって患者さんに勧めることができます。生活の楽しみでもある食事。それを制限することには困難が伴いやすいため、より負担が少なく継続しやすい食事療法を探る研究に取り組んでいます。

小山 洋子

小山 洋子

職名:准教授

担当分野:給食経営管理論

教員からのメッセージ:

今、管理栄養士は、生活習慣病予防の専門家として、対象者一人ひとりに栄養素の役割や食品の働き、バランスの良い食事のとり方など具体的な指導の他に、対象者自身の感情・思考・行動の相互作用やストレス状態、対象者本人の「食」に対する考え方などを把握するスキルが必要となってきています。更に、医師・保健師とともに対象者個人の栄養状態を改善し、QOL(生活の質)を向上させるための行動変容を支援する役割も担うようになりました。このような時代背景の中で、人々が「健康」であるために、管理栄養士としてどのようなアプローチをすればよいか、一緒に学び考えていきましょう。

研究内容:

食事の美味しさには「味」だけでなく、見た目や色、テーブルや椅子など食事をする時の環境が大きく影響します。また食べる人のその時の体調や心の状態も関係します。どうすればより美味しい給食提供に繋がるのでしょか。管理栄養士として集団給食現場で食事提供をしてきた経験を活かしながら、学生(主にゼミ生)の方と様々な視点から検討を進めています。

山下 美保

山下 美保

職名:准教授

担当分野:臨床医学、小児医学

教員からのメッセージ:

臨床医学を担当する山下です。病気について学ぶ過程では、その症状や予後をしんどく感じることもあるでしょう。しかし身体や、身体と密接な関係にある心について理解を深めることは、病気の予防や早期発見につながります。自分や自分の親しい人、これから出会う人たちのために、役立つ知識を一緒に身につけていきましょう。

研究内容:

在学生の皆さん、こんにちは。私のおもな研究内容について紹介します。
私はこれまで地域のプライマリーケア医や小児科医としての診療経験から、① 健康を維持する身近な方法 ② 小児の成長と発達に関わることを中心に取り組んできました。①について具体的なテーマは、「若年女性の骨密度と、運動習慣・栄養摂取量との関係」を調査中です。骨は、支柱として生涯からだを支えてくれます。年を取ってからの転倒による骨折では、活動性ががっくり落ちてしまいます。そして、骨を最も強くする時期は、思春期から皆さんくらいまでの『若年成人期』なのです。どんな運動・食事が骨を強くするのでしょうか?
②では、「神経発達症幼児の体格と食習慣の特徴」をテーマに、食の困りごとについての調査や食事アドバイスを行っています。興味のある方は研究室までどうぞ。

吉金 優

吉金 優

職名:准教授

担当分野:食品学

教員からのメッセージ:

食品の専門的な勉強や研究はもちろん、友人、先輩、先生等との出会いを大切にしてください。これからの人生において力になってくれるはずです!

研究内容:

食品には、健康の維持・増進をもたらすさまざまな有用成分が含まれています。主に岡山県などで得られる地域農水産物やこれまで捨てられていた素材をターゲットとし、成分分析や機能性評価を行っています。新たな価値を有する食品や香粧品の創製に繋げることができるよう日々研究に励んでいます。
食品にはまだ知られていない価値や機能性があります。ぜひ一緒に探してみませんか?

若本 ゆかり

若本 ゆかり

職名:准教授

担当分野:栄養教育論・応用栄養学

教員からのメッセージ:

食べ物は様々なエネルギーの源です。知識は様々な可能性の源です。どちらも学生時代の旺盛な食欲と好奇心で、しっかり、とり入れてください。

研究内容:

食生活が多様化し、色々な食品を自由に、また手軽に入手できるようになった時代こそ、自分の健康は自分自身で管理する自己管理能力の育成が重視されています。自己管理能力の育成・向上には、健康管理の大切さに気付いてもらうことから始まり、正しい理解から実践につながるようなサポートが求められます。そういった一連の行動をサポートできる効果的な教育方法や教材開発に取り組んでいます。教育というと何となく難しそうなイメージがありますが、「食」を通して楽しく学べる方法について、一緒に考えてみませんか。

園井 みか

園井 みか

職名:講師

担当分野:臨床栄養学

教員からのメッセージ:

食事は生きていくために必要です。しかし、人間は生きていくためだけでなく、味や見た目、香りや食感を楽しむために、そして時には大事な人と過ごす時間として、食事をしています。病気になったからといって、それが失われてはいけません。どうすれば、病気の人も楽しく、美味しく食べられるか、一緒に考えてみませんか?

研究内容:

2人に1人はがんになる時代がやってきました。がんになると、様々な治療選択をしていきます。どんな治療を行うにも必要になるのが、運動療法と栄養療法です。運動と栄養療法がうまくいかないと、治療選択が狭まることがあります。そういった患者さんをできるだけ減らそうと、研究に取り組んでいます。現在は、特に消化器手術を行う患者さんへの周術期の栄養管理を研究しています。その他にも、飲み込みがしにくい患者さんの栄養療法や嚥下調整食の研究も行っています。