学長メッセージ
ローカルに根ざし
グローバルに羽ばたく
- 清心の魅力・良さ
- 人生の意味・意義に向き合う機会となる
- 物事を考えたり、判断したり実行する時に核となる考え方が修得できる
- 学生と教師間の距離が近い
- 清心で学ぶ4年間
- 教養科目・専門科目・およびインターンシップ等を媒介とした21世紀に求められる人材の育成
- 国際化に向けてのコミュニケーション能力の育成
- 共通の設立母体であるアメリカ、イギリス、ヨーロッパにおける姉妹大学との双方向型講座の開講
- 受験生へのメッセージ
- あなたの内に秘めている可能性を見出し、それを日々の大学の学びを通して、外に引き出し、国際化した社会で活躍する学びの機会を提供します。
ノートルダム清心女子大学
学長
キリスト教精神にもとづき、リベラル・アーツ教育を通して、
自ら考え、行動し、それらに責任を持つ女性
=真の自由人を育成します。
- リベラル・アーツって?
- リベラル・アーツ(Liberal Arts)は直訳すると「自由学芸」となりますが、元々は古代のギリシア・ローマ世界で、自由な教養人として生きるための実践的な知識のことを意味していました。これが中世に誕生した「大学」の基礎的な科目に取り入れられました。近代になると主にアメリカにおいて、一つの専門分野にとらわれず、幅広い教養を身につけ、物事を深く洞察することを目的とした少人数制の大学が、リベラル・アーツ・カレッジと呼ばれるようになりました。
- リベラル・アーツ教育の目的
- 大学は、「自由」のための場所です。これは表面的な自由ではなく、真の自由、すなわち誰からの強制でもなく、自分自身の思考と選択、そしてその結果に対して責任を持つ自由、という意味です。本学では、キリスト教精神にもとづくリベラル・アーツ教育を実践しています。これは、自らに与えられた「真の自由」を「何のために」使うべきかを見極め、人間として生きることの意義を追求する精神を育むものです。たとえば、「キリスト教科目」の中の「人間論」は、単に教義(宗教の教え)や歴史を知ることが目的ではありません。愛のうちに平和を実現しようとするキリスト教の価値観を、自分自身の「人間としての生き方」と結びつけて「考えられる」ようにすることが目的です。これは全学共通科目・専門科目を問わず、全ての学修において求められる姿勢です。
- 本学のリベラル・アーツ教育の特徴
- 本学は、リベラル・アーツ教育を通し、一人ひとりの学生が、自分自身にすでに与えられた「物語」を見つめながら、そこから真の「自分自身の物語」を編み直していくことができるような“学びの場”となることを目指しています。これを実現するため、本学では様々な教育の仕組みを持っています。専任教員が学生一人ひとりをサポートする「アドバイザー制度」や、個々の学び・フォローを重視した少人数でのゼミ、さらに、学びで得た思考力を一つの成果物として表すため、全ての学科で卒業論文・制作等を求めていることなどです。さらに、全学共通科目の中に設けられた「自立力育成科目」では、グローバル社会の中での課題やキャリア形成を意識しながら、自らの生涯を通じ、自立した一人格として生き抜く力を育みます。