人と世界をつなぎ、平和でよりよい未来を創る。

ノートルダム清心女子大学は、それぞれの世界を生きる人と人とが出会う場となる。そこに集う人々は、世界の広がりに気づき、他者との違いを受け入れながら、新しい自己へと成長していくことができる。
この場所でつながった人々が、誰ひとり取り残されない、分かち合える社会を実現する。結果として世界に平和でよりよい未来がもたらされる。

About Vision2039 ビジョン2039とは

ビジョン2039とは、私たちが見通す社会的展望をふまえたノートルダム清心女子大学の目指すべき姿を示すものです。
今を生きる私たちが何を成し遂げていきたいか、どんな社会課題の解決に貢献していくかを示したものであり、活動の指針とするものです。
中期計画や単年度事業計画の策定・日常的な大学運営の意思決定などのよりどころとし、全教職員が分かち合う共有指針として策定しています。
さらに、本学内部の指針にとどまらず、本学に関わる方々とも共有され、実現への協調を支援するものです。

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教育ビジョン

自らの生きる世界の中で、真に大切なことを見分け、愛を持って他者に寄り添い、社会に奉仕していくことのできる人格を育成する。

【輩出したい人物像】
世界に知的なまなざしを向けると同時に、他者との関わりを謙虚に見つめ、与えられたものの可能性を信頼しつつ自ら判断し、身近なところから他者とともに、世界を平和でよりよくすることに貢献できる女性。
【教育の在り方】
一人ひとりの学生が大学における学びを「生きることの意義」への問いに接続し、それぞれに与えられたものの多様な可能性を発見しつつ、それを現実の社会の中で具体的な「生き方」に結び付けられるように支え続ける、真のリベラルアーツ教育を提供する。

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研究ビジョン

多様な研究成果を生み出し、地域、日本、そして世界へ還元することを通じて、全ての人が取り残されない平和で豊かな社会の実現に貢献する。

【研究成果】
世界に開かれ外部と有機的に連携しつつ、人に関わる研究を軸に、多様な分野で国際的な研究成果をあげる。
【目指す姿】
社会から寄せられる多様な期待に応えることによって、中四国におけるカトリック女子高等教育機関のパイオニアとしてふさわしい研究拠点となる。地域課題の解決、ジェンダー平等の実現などに対し、多様な専門性を活かした学際的なアプローチにも積極的に取り組む。

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社会貢献ビジョン

大学が多様なつながりを生み出し、よりよい社会づくりへ貢献することで、地域、日本、そして世界から信頼される平和の器として、かけがえのない存在となる。

【成果とそれを生み出す交流の状態】
かけがえのない存在となるために、地域における人と世界の結び目として、老若男女が集う場を創出する。集う人々の生活と、世界が接続されることで社会と自分のつながりの豊かさを発見する場として機能する。
【資産の活かし方】
教育研究機関としての資産、カトリック修道会の教育機関としてのネットワーク資産、歴史ある建築などの文化資産などを活かし、上記交流状態を実現する。

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教育ビジョン

学生の成長を第一に教職員が協働するとともに社会と連携し、一人ひとりが活躍する組織となる。

【あるべき状態】
教育研究及び社会との連携を通じて社会・地域に貢献し続けてきた女子大学としての歴史や伝統を理解し、それらとの対話を通じて新たな伝統を紡いでいく。学生一人ひとりを大切に育て支えるプロとして、学生との対話も含めた、協働と挑戦の恒常化を目指す。前向きなアクションと改善を繰り返しながら、成果が継続できるような仕組みを構築していく。
【風土と基盤となる共通の価値観】
他者への慈しみを基盤としながら、学生の成長を第一に希求する。ジェンダー平等やワーク・ライフ・バランスに配慮した、活気ある相互尊重の風土を形成する。