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ノートルダムの風景

2023.03.30

卒業証書・学位記授与式を挙行しました。卒業生全員が一堂に会するのは4年ぶり

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学生生活

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2023年3月14日(火)10時から本学記念館において、大学院27回及び学部第71回卒業証書・学位記授与式が執り行われました。
2学部6学科501名、大学院2研究科の各課程を修了者15名及び文学研究科論文博士1名の計517名が学位記等を授与されました。

マスクの着用、ご家族の参列を1名に限定するなど、感染対策を講じたうえで、卒業生全員が一堂に会して式に臨みました。新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度は式典を中止、21、22年度は学部別に実施したため、全員で集まるのは実に4年ぶりとなりました。

式典では津田葵学長から卒業証書を授与された学科代表者が、壇上でキャップの房を左から右に移すに合わせて、学科全員がキャップの房を移動しました。

津田学長は式辞のなかで、
「皆さまの行く手には情報社会におけるすばらしいIT技術があったとしても、キリストご自身が示してくださったように、人間的な触れあいと愛の交流がなければ相手を真に癒やすことができないということを忘れないでください。そして、たとえ過酷な状況に見まわれても、そこでどう生きるかという人間のあり方といった自由は、だれにも奪われないことを心に銘記して力強く輝かしい未来を切り開いてくださいますようお祈りしております。」
と、これからの社会を作っていく卒業生にエールを贈りました。

卒業生代表の現代社会学科 相原瞳さんは、コロナ禍で制限された学生生活を振り返り、次のように謝辞を述べました。
しかし、この当たり前にみえる大学生活は、新型コロナウイルスの影響で、一年だけの貴重な時間となってしまい、二年次からはほとんど大学で過ごすことができませんでした。友達と会うたびに交わす言葉が「久しぶり」であったことに強い悲しみを覚えたことを思い出します。

世の中の急変は、入学当初よりも私たちの不安を大きくさせました。さらに周囲の人々からは「せっかくの大学生活なのに残念だね」「可哀想だね」との言葉がかけられました。
私たちの大学生活は可哀想なものだったのでしょうか。

物事は、どの視点から捉えるかが重要です。私たちは「できなかった」ことに引っ張られがちです。言うまでもなく、できなかったことはたくさんありました。
しかし、逆に、できることは何かを必死に探した日々でもありました。私は、不安を、語学の習得や資格取得といった意欲に変換し、将来の夢を見つけることができました。だから、私はこの日々を決して可哀想だとは思いません。当たり前は存在しないことを痛いほど感じながら過ごした経験は、この時代を共に生きた私たちの財産になると信じています。

4年間の学生生活のうち約2年がコロナ禍だった学部卒業生。
制限された中でも与えられた機会を自らが選び、教職員や地域の方々との触れ合いのなかで、学びを深め、自らに与えらえた力を高めていることが伺えました。

卒業の記念に学生一人ひとりにピンバッチが贈られました。
身のまわりのものに付けることができる、きらきらと輝く天使のピンバッチは、天使が卒業生・修了生たちのこれから始まる新しい人生を守り導いてくれますように、との願いがこめられています。

「神は天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道で、あなたを守らせています」 (詩編91・11)
2022年度 卒業生・修了生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

学務部

・学科ごとの卒業証書学位記授与の様子はこちらから
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