現代社会学科

2023年3月14日。あたたかな春の日の午前10時より、本学記念館において両学部の卒業証書・学位記授与式、および大学院の学位記授与式が挙行されました。

全専攻・全学科の修了生・卒業生が一堂に会する中（社会文化学専攻の修了生2名を含む）、本年度は全員を代表して、現代社会学科卒業生の相原瞳さんが謝辞を述べました。
新型コロナウィルスの流行に見舞われ、あらゆる面で制限を受けながらも、その逆境を前向きに捉えることで新しい目標を見つけることができたという相原さん。
相原さんは家族社会学ゼミに所属し、卒業論文では、ゲーム内においてジェンダースワップが果たす役割とその限界について研究しました。現代社会学科らしいユニークなテーマで、その内容も盛り込まれた謝辞に聴衆も興味深く耳を傾けました。

つづいて午前11時30分より640ND教室において、紺谷学科長から卒業生の一人ひとりに卒業証書・学位記が手渡されました。
紺谷学科長の「おくる言葉」では、2月にトルコ・シリア国境附近で発生した大地震に言及。また「出エジプト記」のモーセの海割り伝説にも触れながら、多面的な視点をもつことの重要性が強調されました。卒業生へのはなむけの言葉は、トルコをフィールドとし、トルコを愛する考古学者らしい印象深いものとなりました。

卒業生・修了生のみなさんのこれからのご多幸を、心よりお祈りいたします。
いつでも気軽に本学を、現代社会学科を再訪してください。

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