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人間生活学科

2022.10.27

旭川荘に見学研修に行きました|人間生活学科 社会福祉士課程

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人間生活学科

学科ダイアリー

10月21日(金)、社会福祉法人 旭川荘(岡山市北区祇園866)へ、社会福祉士課程の2年生12人が見学研修にうかがいました。
旭川荘は、1956(昭和31)年6月に創立され、岡山市内を中心に中国四国地域で80を超える医療・福祉サービスを展開されています。
資料館をはじめ、各種施設の見学や説明をいただき、障害者医療福祉、知的障害福祉、身体障害福祉、高齢者福祉、児童福祉、地域医療、相談支援、教育・研修・研究の8分野の医療福祉サービスを実践されている様子を学びました。

***************************参加学生から***************************
【感想 ①】
福祉の歴史を講義で学んできましたが、旭川荘の来歴を今回学び、日本の福祉の歴史とリンクしているところが多々あることがわかりました。それだけ旭川荘は社会のニーズに合わせて変化していったのだと思いました。
竜ノ口寮が岡山市内唯一の成人重症身体障害支援施設だと知り驚きました。重症身体障害児の間は多くの場合家族がいるため、施設入所はせずに生活できるかもしれません。しかし成人して、40代50代になると親からの介護がなくなってしまいます。親が介護される側になることもあります。その時に入所施設が竜ノ口寮しかないということになります。岡山市の重症身体障害の方がどれくらいなのかはわからないのですが、受け皿が小さすぎるのではないかと思いました。
旭川荘は入所施設が多いですが、地域との関わりがあるのか気になりました。アートギャラリーの作品すごく素敵だったのですが、旭川荘の外の方は見られてるのかなと思いました。(私は「動物ときゅうり」好きです。)
旭川学園が一軒一軒民家のようになっていてすごくいいなと思いました。しかし、管理する側は何かあった時の管理が難しく、リスクが高いと話されていたのを聞いてなるほどと思いました。人権と運営の相反は旭川学園だけでなく、他の入所通所施設にもあるのだろうなと思いました。

【感想 ②】
障害を持っているからといってすべてのことが出来ないわけではなく、むしろ健常者よりも勝ってできることがあると改めて実感しました。
基本的に18歳を超えると施設を出て、就職先を見つける方針だと分かりました。成人の施設がなかった時代に、親に迷惑をかけてしまうからといって自殺した人がおられたとお聞きしました。今では、就職できる状態ではない人は施設に残ることができることになりましたが、絶対に必要な施設だと思いました。
施設を出て家に戻ろうとしても親に引き取られない人もいると聞き、悲しいことだと思いました。
また、昔は特に子どもが障害者であることを隠し、日の当たらないところで生活させていたということを聞き、そんな状態で家で育てるよりも本人の意思もあると思いますが、施設にいれて同じような境遇の人たちとのびのびと生活するほうが幸せなのかとも思いました。ですが、その人のかけがえのない家や家族と過ごすことは大切なことです。
虐待を受けている子どもも同様に、ニュースなどで虐待をみると親から引き離したほうが良いのではないかと思うことがありますが、その子にとってかけがえのない親であって、虐待を受けていたとしても無理に引き離すことのほうが子どもにとって辛いこともあると思いました。
また、今日のお話の中で、虐待をする親を攻めがちだけどその親も虐待をされていたという背景があったりする可能性もあるので、親ばかり攻めるのはよくないという言葉がありました。親だけを攻めるのでは問題は解決しないと分かりました。子どもと親、どちらも支援することの大切さが分かりました。貴重なお話ありがとうございました。


社会福祉法人 旭川荘
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