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社会連携・研究

2022.10.24

ノウフクマルシェにボランティア参加しました|人間生活学科

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人間生活学科

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社会連携

2022年10月22日(土曜日)、23日(日曜日)、岡山県等により開催された「ノウフクマルシェ ~つながる・つくる 秋の2DAYS FES~」へ、人間生活学科等の学生29人がボランティアとして参加しました。
このイベントは、障害のある人の農業分野での就労を支援し、障害のある人が作った農作物や農産加工品等の魅力を広くPRすることを目的として、3年ぶりに開催されたものです。

(22日の様子)
 

(23日の様子)
 

************************参加学生から***************************
【感想 ①】
初めて「ノウフク(農福)マルシェ」にボランティアとして参加しました。来場されたたくさんの方にビラを配ったり、挨拶したりしてコミュニケーションを取ることができたと思います。多くのお年寄りや子ども連れの家族が集まっていて、マルシェは地域を盛り上げる役割があると実感できました。
担当した「ももぞの学園」さんでは、お花やポン菓子、お野菜を売っていて、私にたくさん話しかけてくださいました。
また、「青空ワークス」さんでは、さつまいもの詰め合わせをしていて、詰め合わせのサンプルを作るために詰め合わせをする機会をいただきました。実際にやってみると難しかったけれど、楽しかったです。
「旭川荘」さんでは、雑貨とスイーツを販売していて、前に出てお会計や挨拶などをさせていただきました。多くの地域の人と関わることが出来た事がことが印象的でした。
3か所とも、とても貴重な体験をさせていただき、充実した1日になりました。

【感想 ②】
実際にノウフクマルシェに参加したことで、農業に参加する障害者自身が意志を持って活動に取り組んでいることが理解できました。福祉に携る職員が障害者の生きやすい社会、共生社会をつくっていくためにはどうしたらよいか考えるだけではなく、障害者自身がどういった社会が望ましいのか考え活動していくことで、当事者の意見や考えを社会全体で把握し、それを反映していくことが重要なことだと感じました。
また、そうした活動が生きがいとなり、就労意欲を高めるなど活動を次に繋げて行くことが可能になってきます。コロナ禍の影響により、数年ぶりのノウフクマルシェ開催となったが、このような機会が増えて行くことで、障害者の社会進出の機会が増えていけばよいのではないかと感じました。

【感想 ③】
売り子をしながら、一緒に売り子をしていた利用者さんから手話をたくさん教えていただきました。利用者さん自身、難聴であり最初は会話が難しいと感じたものの、すぐに利用者さんの明るい人柄に和まされ、正しく完全には伝わらなくても、雰囲気から意思疎通することができるようになりました。障害をもっているからという色眼鏡で見るのではなく、その人をひとりの人間として見てほしい、という言葉が印象に残っています。できにくいこともある一方で障害と共に生きながら自分にできることを精一杯取り組んでいるまっすぐな姿勢に心を打たれました。

【感想 ④】
ノウフクマルシェというイベントに初めて参加させていただきました。福祉と農業を組み合わせることで普段は関わりを持たない人たちとも関わりを持て、そこから今後の様々な活動でもお互いに助け合う繋がりができると感じました。また、小さな子どもたちが今回のイベントに多く来ていると感じ、子どもたちにもこのようなイベントを知ってもらえる機会であり、今後もあればいいなと思いました。

【感想 ⑤】
今回、福祉×農業という形での取り組み「ノウフクマルシェ」に実際に参加することで、この活動が事業所の方達だけではなく、地域の方々も盛り上げる良い機会になっているのだと感じました。障害を持つ方、職員の方と共に販売に携わりましたが、利用者さんができないことは職員の方が補ったり、職員の方が忙しい時は、利用者さんが自らレジや袋詰めを担当したりしており、普段から一方的な支援ではなく、お互いに助け合いながら作業しているのだということが理解できました。また、倉敷でのマルシェに携わっている方が「ぜひハムやソーセージなどをうちのマルシェでも出したい」と、職員の方にお声掛けされていました。「農福マルシェ」という1つの活動が、新たな活動の場の機会、新たな人との繋がりに広がっていくため、今後もこのような機会が増えていけば良いなと感じました。

【感想 ⑥】
ノウフクマルシェに参加して、事業所の方や多くのお客さんと関わることができました。ノウフクマルシェがきっかけで農業と福祉の関係性を知る方や事業所に関心を持つ方が多いと感じました。
ノウフクマルシェは、事業所と地域をつなげていると思いました。事業所では、農業のみで地域とかかわることが少なかったり、互いに生の声を聞く機会が少なかったりします。このような機会があることで、自分たちが育てた野菜の魅力や事業所の様子をお客さんに伝えることができ、農業と福祉ついて認知してもらうことができると感じました。また、実際に事業所の方がマルシェを通して、人とのかかわり方を学んでいる姿がみられました。ただ、つながるだけではなく、障害者にとって今後の生活に向けて社会経験を積む場にもなると分かった。これからもこのような機会が増えていってほしいと思います。

【感想 ⑦】
今回ノウフクマルシェに参加して、いろんな人が地域には暮らしており、そうしたたくさんの方と出会うことで地域の良さを再発見できるきっかけになったり、マルシェという形で地域住民と福祉が繋がるきっかけになったりと、イベントを盛り上げることで福祉を啓発することができるのだと気がつきました。
 特に、クッキーを販売する際に、「手作り?」「誰が作ったの?」といった質問に対し、従業員の方が「ここはNPO法人で障害のある方が作っているものですよ」と声掛けをしており、地域住民の方も「そんなものがあるんだね」とこの活動を通して岡山にそういった社会資源があることを認識するきっかけになっているのではないかと感じました。
 今回の参加を通して、地域福祉には「人」との繋がりが不可欠であり、そういった「人」との出会いを大切にしていかなければならないことを改めて学ぶことができました。

【感想 ⑧】
今回「ノウフク(農福)マルシェ」に参加してみて、実際に岡山の就労支援事業所ではどのようなお仕事をしているのか、ということをスタッフの方から教えていただき、理解することができました。どのスタッフの方からも、就労支援に携わることというのはとても大変で根気強くなければならない、というお話を伺うことができましたが、それと同時に、支援を通して障がいのある方とお話をするのが楽しいということも口を揃えておっしゃっていたことがとても印象的でした。
大変な仕事な分、たくさんのやりがいを身を持って感じられる仕事であるということがわかりました。
農業と福祉がコラボして、農福マルシェのようなイベントを行うことで、参加者である私が福祉への理解が深まったように、マルシェの商品を通してたくさんの人が福祉に興味を持ってもらう機会につながったように感じました。自分の生活の身近な範囲でこのようなイベントが今後も開催されれば良いなと思いました。

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