現代社会学科

保護者の皆様におかれましては、日ごろより本学科の教育へのご支援とご理解を賜り、まことにありがとうございます。授業は、徐々に対面形式にもなり、従来の大学生活を取り戻りつつあります。

本学科は入学当初より、「趣味を深く掘り下げたい人」、「学び方を学びたい人」、「学びたいことに迷いがある人」を大歓迎すると学生の皆さんに繰り返し伝えてきました。とはいえ今日の複雑な社会情勢のなかで、「答え」を見つけ出すことは至難の業です。さらに、大学を卒業しただけで良い人生を歩めるとは限りません。本学科の学びが、「自分とは何か？」、「自分は何がしたいのか？」、そしてそれぞれの「答え」を見つけだすことの一助になればと心から願い、教育に取り組んでおります。

昨年以来、コロナ禍という条件のなかで、本学科も学生一人ひとりに向き合う教育と指導の形を模索してきました。正直なところ我々教職員にとっても、まだ手探り状態な点もあります。しかしながら、学生の皆さんの多くは戸惑いを覚えながらも、モチベーションを保ちつつ、オンライン等の新たな授業形態に向かい合ってくれております。

わたしたちの生きる社会の過去と現在を、歴史学と社会学の二つの視点から多面的に追究する、本学科の教育を今後もしっかりと進めてまいります。我々教職員は引き続き、学生および保護者の皆様の意見に耳を傾けながら、丁寧なサポートに努めてまいります。保護者の皆様におかれましては、今後とも本学科に対するご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。