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ノートルダムの風景

2022.08.15

戦争の歴史を持つ校舎|清心アーカイブズ

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ノートルダムの風景

清心ヒストリア

今から約80年前、戦時下の本学は、大学の前身である岡山清心女子専門学校、清心高等女学校の時代でした。本学を経営していた外国人シスターたちは、開戦によって学内軟禁、三次キャンプ(敵国人収容所)へ収容、1943年にアメリカに強制送還されてしまいます。そのような過酷ななかでも、残された日本人のシスターと教職員が奮闘し、学校を存続しました。

太平洋戦争末期の1945年6月29日、岡山市中心部はアメリカ軍の大規模な空襲を受けました。本学園の校舎は被害を免れましたが、女子専門学校および高等女学校の学生・生徒14名の尊い命が失われました。

そのような歴史をもつ本学の校舎ノートルダムホール本館、東棟(アントニン・レーモンド設計(1929年完成))は、戦中、空襲を避けるため白壁の校舎を黒く塗られた歴史をもちます。そしてこの塗り替えは、1945年8月15日、つまり戦争が終わった日に完成したと記されています。

現在は、すでに白く塗り替えられていますが、今も白い塗装の下は黒いままです。2016年の壁の補修時に現れた黒い壁の一部分を、学生が平和について常に考える場になってほしいという思いを込めて、当時の面影として残しています。(清心アーカイブ「黒く塗りつけられた壁」をご覧ください)

あれから77年、本学園の学生・教職員として、このことを記憶に刻み、平和の尊さを考える日といたしましょう。

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