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人間生活学科

2022.06.23

【卒業研究】移動スーパーのインタビューに吉備中央町へ|中井俊雄|人間生活学科

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人間生活学科

授業・研究室

社会福祉を学んでいる中井ゼミの4年生が、卒業研究のため、いどうスーパーロンドンの成田賢一さんにお話をお聞きしました。
成田さんは、吉備中央町でcoffee&cake ベルネーゼ(吉備中央町上野)というカフェを経営する傍ら、中山間地域にお住まいの方々に、お買いものの機会を提供する移動スーパーを2013年11月から行われています。

移動スーパーの車の中には、400種を超える食品や日用品が陳列されており、岡山市北区や吉備中央町を中心に、定期的に自宅を巡回して販売を続けられています。
この度は、4年のゼミ生さんたちと一緒に移動スーパーの取り組みについて、主に卒業研究のテーマである『買い物弱者への支援や課題』に着目してお話をお聞きしました。

移動スーパーを利用している方についてお尋ねすると、「近くにスーパーがあっても歩いては行けなくなった高齢の方が、移動販売なら玄関まできてくれるから」「寝たきりで家から出れない方は、何を買うにも家族に頼むことになってしまう。そうじゃなくて自分で買いたい人もいる。そんな方には、トレーをベット脇まで持って行ってどれが良いですかと選んで買ってもらえる」「息子夫婦と住んでいるから、困ってはないけど自分で買いたいという人もいる」などの例を教えていただきました。
この他にも、移動スーパーで出会った人との体験や苦労、買い物という行為を通してコミュニケーションや地域とのつながり、移動スーパーにかける想いやこれからの課題など、たくさんのお話を聞かせていただきました。
お聞きしたお話から、買い物弱者への支援や課題について、これから本格的に研究を進めていくことになります。

成田さんは、この活動のほかに、平成30年西日本豪雨の時には、被災された地域(総社市・倉敷市)に建設された仮設団地7か所を定期的に巡回され、「復興支援活動」も行い、被災された方々の生活支援を継続して行われました。
また、食品ロス削減のため、フードシャアリングジャパンやジャパンハーベスト理事長など多岐にわたり活躍されています。

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