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人間生活学科

2022.06.24

【学外授業】障害者分野におけるソーシャルワークについて実践的に学びました(岡山市障害者基幹相談支援センター)|社会福祉士課程|人間生活学科

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人間生活学科

学科ダイアリー

授業・研究室

6月14日(火)、岡山市障害者基幹相談支援センター(岡山市北区平田)へ社会福祉士課程の3年生9人が、社会福祉援助技術論Ⅳ、社会福祉演習Ⅳの学外授業として訪問し、学びました。
この学外授業は、夏休み期間中に行う「ソーシャルワーク実習(社会福祉士相談援助実習)」に臨む前に、ソーシャルワークについて実践的に学ぶことを目的に行いました。

岡山市障害者基幹相談支援センター主任相談支援専門員の平松啓生氏により、障害者自立支援計画の実際や障害者基幹相談支援センターの役割と機能について説明を受けた後、専門的な支援の要となるアセスメント※1の実際について演習も取り入れながら学習しました。質疑応答では、学生全員の質問に丁寧に答えていただき、これから実習に出ていく学生にとって大変有意義な気づきと学びの時間となりました。

【参加した学生からの感想①】
今回の講義を受けて、実習において重要なアセスメントの留意点や面接時における利用者との関わり方のポイントを学ぶことができた。特に、アセスメントにおいては、何を目的に行っているのかを説明した上で、本人主体で行い、言葉の裏に隠された意志を考えることの重要性を学んだ。

さらに、「きく」を使い分けながら、本人や家族の希望、現状、背景などを知ることが大切だと分かった。講義の中の演習を通して、自分にとっての課題や問題を改めて考えるきっかけになり、また、どのような課題であってもリフレーミング※2を行うことで、欠点として捉えるのではなく強みとして捉えることができるのだと感じた。

実習での個別支援計画を立てるにあたって、利用者のストレングス※3を見つけることは必ずあるので、日頃から人のストレングスを見つけることを癖ずけながら過ごしたいと思った。
質問では、医療的ケア児の一側面しかしらなかったことに気がつくことができた。学校に通っている子どももいて、現在は地域移行に着目して在宅でも暮らしていけるような支援が行われていることを学んだ。また、災害時の対応も、ケアマネジャーや相談支援専門員が中心となって支援計画を書いていることを知った。

【参加した学生からの感想②】
学外研修では、特にストレングスのお話について印象に残った。講義中に設けられたワークの時間では、①個人の特性、②才能・技能、③関心・願望、④環境に分けて自分のストレングスについて、シートを使って分析したが、4つに分けて考えると、はじめは環境面のストレングスが埋まらなかった。
このことから、自分は今までストレングスと聞くと、本人自身の性格や能力ばかりをイメージして、本人の環境面についてのストレングスはあまりイメージできていなかったことに気が付いた。しかし、支援をするうえでは環境面のストレングスも非常に大切な要素なので、今後はさまざまな視点から情報収集することをより意識してきたいと感じた。また、このような見落としをしないためにも、情報を集めた後、しっかりシートで整理することの重要性も理解することができた。
自分が実習に行った際にも、さまざまな視点や方法で利用者の方のストレングスを見つけたいと思った。

※1・・・福祉利用者が直面している問題や状況の本質、原因、経過、予測を理解するために、援助活動に先だって行われる一連の手続をいう。(社会福祉用語辞典 六訂 参照)
※2・・・心理学で、ある事柄を、今までとは別の視点で見直すこと。(デジタル大辞泉 参照)
※3・・・援助を受ける利用者自身が持つ心理的な意欲や積極性、または身体面の治癒力や残存機能、社会資源などの環境要因の能力や強さを意味する(介護用語集-ベネッセスタイルケア 参照)



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