英語英文学科

本学文学部英語英文学科　小野真由美准教授（国際コミュニケーション、文化人類学）が、著書『国際退職移住とロングステイツーリズム―マレーシアで暮らす日本人高齢者の民族誌』で観光学術学会　2020年度著作賞を受賞しました。
観光学術学会は、観光学の学術的発展と普及を図ることを目的とする学会です。観光学術学会2020年度研究報告要旨集に小野准教授の著作についての講評が掲載され、観光研究における先駆的な試みであるとして高く評価されました。

▶『国際退職移住とロングステイツーリズム―マレーシアで暮らす日本人高齢者の民族誌』（著書・刊行物）

【受賞に際して】小野真由美 准教授
この度は、観光学術学会著作賞という栄誉ある賞を賜りましたこと深く御礼申し上げます。この賞に選出いただいたのは昨年度のことになりますが、大変驚くとともに、身に余る光栄と恐縮いたしております。拙著の完成までには、長期にわたるフィールドワークで調査にご協力いただいた方々や、ご指導いただいた先生方、明石書店の編集者の皆様、所属先の同僚の皆様、貴重なコメントを下さった研究者の皆様に、様々なご尽力を賜りました。また、家族の支えなくしては成し遂げることはできなかったと思っております。この場をお借りし、お世話になった皆様に改めて厚く感謝申し上げます。
新型コロナウィルス感染症の拡大により移動が大幅に制限される中、観光に関わる方々が大変な困難に直面されております。このような中、長期滞在型観光に関する学術研究に従事する者として、フィールド（現場）の課題に向き合い、一層精進して参りたく存じます。

・観光学術学会
・観光学術学会　2020年度研究報告要旨集　学会賞　受賞作ならびに講評
・英語英文学科（学科紹介）
・小野真由美准教授（教員紹介）