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英語英文学科

2021.06.28

コロナ禍の授業について―Part 04「コロナ禍の授業」|英語英文学科 山口麻衣子講師

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授業・研究室

2020年、誰しも全く経験のない初めての試みばかりで最初は正直どうなることやらと思ったものでしたが、去年一年を通して、オンライン授業にも様々な良い点があることに気づきました。シリーズ「コロナ禍の授業について」では英語英文学科のそれぞれの先生方の2020年、2021年(現在進行中)の授業についてお伝えしていきます。

今回は山口先生の授業紹介です。
 Part 04:「コロナ禍の授業」
山口麻衣子 講師

①コロナ禍の授業: English for Study Abroad II
留学するには英語力が不可欠です。留学すれば授業も生活も全部英語の環境です。その環境でサバイブできる英語力があるかどうかを見定める指標として、留学先の大学が指定するTOEFLのスコア〇〇点以上というのがあります。もちろん留学しなくても高いTOEFLのスコアは英語力の証明になります。ではTOEFLの試験を受けるために、一体何をどうやって勉強をしたらよいのでしょうか?一人でやろうとすると意外と難しいですよね。この授業ではTOEFLをこれから受ける人が自分で勉強できるレベルになるための橋渡しをします。

現在テキストは↑を使っています。

現在テキストは↑を使っています。

授業ではリアルタイムZoomで行っています。通常のZoom使用に加え、ディスカッションなどの意見交換の際は、ブレイクアウトルームで少人数のグループ活動を行います。また、ほぼ毎回Google Classroomで課題が課され、授業の予習も必須です。準備は決して楽ではないかもしれません。それって魅力ではないのでは?と思うかもしれませんね。ですが、まじめに取り組めば、半期終わった時には自分の英語力がUPしているのに必ず気づけるはずです(Google Classroomで添削してる私でも気づくぐらいなので)。半期を通して、自分で考えた論理的な文章が英語で(一定の時間内に)書けるようになってきます。そうなるとだんだん英語の勉強が楽しくなります。もちろんTOEFLだけでなく、英検やTOEICを受験しようと思っている人にもおすすめの授業です。

オンライン授業の良い点は、課題をGoogle DocumentやGoogle Formで出すので迅速なフィードバックがとてもしやすいところです。私からの添削やコメントを学生もすぐに確認することができますし、質疑応答もやりやすいと思います。従来の対面授業では、学生が手書きで提出したものを教員が添削して1週間後の授業の際に返却するといった形になるところを、オンライン課題提出では、教員の添削が済めば学生は即チェックできますし、また、学生から再提出される際にも教員からの迅速なフォローアップができるようになりました。オンラインの方が質問がしやすいのか、学生たちは積極的に質問をしてくれているように感じます。あと、手書きのものと違って読みやすいです。(これはお互いにいえることかもしれませんね(笑)。)

②コロナ禍の授業その2: Media Literacy I
3年生以上の授業です。リアルタイムZoomとGoogle Classroomを使用しています。
授業は英語のテキスト↓を使用し、学習したことをもとに、生の英語でのニュースを視聴して社会問題等について考えてみたり、各自実際にニュースのトピックに関して調べる活動を行ったり、授業内ディスカッションや意見交換を(ブレイクアウトルーム)で行ったりしています。

使用言語は英語と日本語両方です。授業外で課題も結構出ます。一番最近の課題はレポート課題で「自分の興味のあるトピック、出来事にについて2誌以上を読み、内容比較を行う」というものに取り組んでもらいました。皆、それぞれの記事について、同じことを取り上げているのに、それぞれ観点や、注目しているところ、意見や見方が異なっていることに気づいているように感じました。

去年の最終課題は個別にMedia Literacyで学習したことをもとにレポートを書いてもらいましたが、今年は最終プレゼン発表会(英語)をZoomで行うつもりです。

現在私たちの周りには、あまりにもたくさんの情報が世の中にあふれています。その中で、情報をそのまま鵜呑みにするのでなく、自分に必要な正しい情報を賢く見つけ、そして自分で考えて情報内容を判断することができる力を身につけるのはとても大切だと思います。私も、この授業を通して一緒に学んでいきたいと思っています。

山口麻衣子講師(教員紹介)
英語英文学科
コロナ禍の授業について(シリーズ)
英文の先生たちはどんな研究をしているの?(シリーズ)

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