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ノートルダムの風景

2020.02.06

パン工房スピカの新ランチメニュー

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皆さんはパン工房スピカを知っていますか? パン工房スピカは、本学から徒歩1分の場所にある発達障害の方への自立、就労支援を行う施設です。利用者さんたちが、お店の接客・パンの製作を通して、社会と関わるトレーニングを行っているそうです。
お昼時は多くの学生で賑わう本学100NDラウンジの一角で、パン工房スピカが、パンやデザート・ドリンクなどを提供しています。

100NDラウンジで販売しているスピカのパン

100NDラウンジで販売しているスピカのパン

今回は、スピカさんが学内でランチメニューを始めたそうなので、さっそく取材をしてきました。

スピカのランチメニュー

スピカのランチメニュー

ランチメニューはスパイシーな香りが特徴のまぐろのカレーナンとチーズケーキ、そしてほうじ茶ラテとコーヒーの2種類から選べるドリンクです。カレーナンは5種類の野菜がふんだんに使われており、見た目がとても鮮やかでした。大学生になって野菜を取る機会が減った学生さんの身体にも優しい、健康的な商品になっています。
ちょうどラウンジでランチメニューを食べている学生さんに感想をお尋ねしました。カレーナンの味はあっさりとしたおいしさがあり、チーズケーキはチーズの味がしっかりしているのが特徴的とのことです。ほうじ茶ラテは甘さひかえめで、カレーナンにもチーズケーキにも絶妙にマッチする味でした、とご満悦の様子です。

メニューは本学の「ひょうたんの会」のメンバーの提案を元に作られたそうです。「ひょうたんの会」は本学人間生活学科 社会福祉士課程で学ぶ学生を中心としたグループで、ボランティア活動を通じて、人と人とのふれあいを大切にし、助け合いと喜びの輪を広げ、あたたかな交流の場づくりを目指すことを目的に活動をしています。
「ひょうたんの会」の人間生活学科3年の手塚さんにメニューについて伺うと、大学祭で一緒にお店を出したことがきっかけでメニュー開発の打ち合わせに関わることになったとのことです。コンビニ等身近で購入できるサラダがマヨネーズ味のものが多いことから「生野菜をたくさん食べられるメニューがあれば」と提案したそうです。ランチメニューは、スープセットやサラダセット等、いろんな組み合わせを比較しつつ提案し、価格も学生が買いやすいよう、500円より高くならないように考慮したそうです。100NDラウンジでパンが販売されていることをまだ知らない学生もいるとのことで、「100NDラウンジのPR、ひいてはパン工房スピカの店舗のファンも増えてくれれば」と語ってくださいました。

スピカの責任者である下野さんにインタビューをさせていただきました。

スピカの下野さんにインタビュー

スピカの下野さんにインタビュー

下野さんは、「こだわった食材を使うことで、お客様はもちろん製作に関わる利用者の人にも喜んで欲しい」と語ってくださいました。今回のメニューのチーズケーキもこだわりのチーズを使っているそうです。
また、スピカのお店では社会福祉士の方が7人働いていらっしゃるそうです。本学の人間生活学科には社会福祉士試験の受験資格が得られるカリキュラムが整っています。社会福祉士の仕事に興味がある学生に対し、下野さんは「パン工房スピカでは社会福祉士が実際に働いている現場を目にすることができます。実習等でお困りのことがありましたら、気軽に立ち寄っていただければ」とにこやかに語ってくださいました。そして最後に発達障害を持つ人に関わりを持ち、もっと彼らについて知ってほしいと仰っていました。
そんなスピカのランチメニューは4月以降から本格的に開始するようです。大学生に不足しがちな「ヘルシーなパン」をテーマに、季節によって異なったパンを販売するそうです。
今後のパン工房スピカと、「ひょうたんの会」の学生たちの活動に、目が離せれませんね。

スピカのスタッフさんとひょうたんの会 手塚さん(中央)

スピカのスタッフさんとひょうたんの会 手塚さん(中央)

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