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書道卒業制作展

2012.04.11

学生の作品紹介|第15回(2009年度)書道卒業制作展の出品作品(2)

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日本語日本文学科

書道卒業制作展

藤本朋子(稀夏) 篆刻「坐花醉月」
【訓読】花に坐して月に醉ふ
【大意】花さく所に腰をおろし、月を眺めて酒を楽しむ
【所感】はじめは篆刻作品の撰文に、「酒」の字が入っているものにしようと考えていました。酒を共にして風雅を味わう世界観が好きだからです。「墨場必携」でこの「坐花醉月」に出会い、刻してみたいと思いました。篆刻の授業では四角でしか刻さなかったので、丸い形に挑戦しました。六センチ四方の大きな作品で、印刀を持つ手がシビレましたが、出来上がった時は喜びで、それを忘れてしまうほどでした。

丸山二由子(冬碧) 一字書「群」
【所感】一字書は何度も書き直しをしました。しかし、そのたびに魅力があまり感じられないものになっていくようで、一字書の難しさを感じました。一字書は偶然の要素も大きいのだとわかりました。

三宅真祐子(鏡水) 一字書「舞」
【所感】「舞」はいつまで経っても題材を決められない私に、笹部先生が勧めて下さった題材です。行書で書かれた最終画の縦線が気に入り、はじめは行書で書いていましたが、何度書いても上手くいかず、佐野先生の助言で草書に切り替えたのは何十枚も書いた後でした。それから試行錯誤の結果、何とか形になりました。最初から最後まで先生方のおかげで完成した作品です。

横山綾香(香凛) 少字数の書「飛動」
【所感】なぜ「飛動」を書いたのか、それはあるポスターに触発された事がきっかけです。「飛翔」と書かれたポスターが格好良くて、同じように書きたい、でも同じ語・同じ書体では嫌だというジレンマのもと完成したのが「飛動」です。「飛動」とは、読んで字の如く「飛び動くさま」であり、生き生きとした様を意味します。製作中は、なるべく何も考えず筆の動くままに動かされてみたり、強引に突い
たりなどの工夫を凝らしました。「飛動」を如何に表現するか、今まで書いた作品の中で最も頭を悩ませた作品となりました。

由村知子 少字数「思無邪」
【所感】「思い邪(よこしま)無し」は、「心に邪悪がなく、純真である」という意味の言葉です。自分もこのような生き方が出来たらと思い、この言葉を選びました。特にこだわったのは「邪」の最後の線です。先生方のアドバイスを受け、木簡を参考に試行錯誤を重ねました。軸装にしてあるので、実家の床の間に掛けたいと思っています。

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