2013.11.07
第9回食品学 土曜セミナーのお知らせです。
【テーマ】 「腸管粘膜からの生活習慣病コントロール」
【講師】 谷 史人 先生 (京都大学大学院 農学研究科 教授)
【日時】 11月9日(土) 10:45~12:15
【場所】 ヨゼフホールB棟 2階 2200JB教室(アクセスマップ)
【内容】 消化管のなかは,たくさんの食物成分や様々な腸内細菌が存在し,受諾や排除,相利共生といった多種多様な生物間のやりとりが活発におこなわれています。消化管から適切な刺激が入らなければ,自己免疫疾患やアレルギーなどの生活習慣病の発症につながることも指摘されています。消化管の粘膜組織は複雑な組織でありますが,そのはたらきは実に精緻にコントロールされていて, 正にも負にもはたらきます。我々の身体を様々な外的刺激から守ってくれているものにはいろいろとあります。「ストレス」という言葉を聞くと悪いイメージを連想しますが,「ストレスタンパク質」と呼ばれる生物が古くからもっているタンパク質もその一つ。 これを粘膜の仕組みとうまく利用すれば本来の生理的な身体の機能を取り戻せる可能性が指摘されはじめています。粘膜における生体防御の仕組みとともにわかりやすく説明したいと思います。
【テーマ】 「腸管粘膜からの生活習慣病コントロール」
【講師】 谷 史人 先生 (京都大学大学院 農学研究科 教授)
【日時】 11月9日(土) 10:45~12:15
【場所】 ヨゼフホールB棟 2階 2200JB教室(アクセスマップ)
【内容】 消化管のなかは,たくさんの食物成分や様々な腸内細菌が存在し,受諾や排除,相利共生といった多種多様な生物間のやりとりが活発におこなわれています。消化管から適切な刺激が入らなければ,自己免疫疾患やアレルギーなどの生活習慣病の発症につながることも指摘されています。消化管の粘膜組織は複雑な組織でありますが,そのはたらきは実に精緻にコントロールされていて, 正にも負にもはたらきます。我々の身体を様々な外的刺激から守ってくれているものにはいろいろとあります。「ストレス」という言葉を聞くと悪いイメージを連想しますが,「ストレスタンパク質」と呼ばれる生物が古くからもっているタンパク質もその一つ。 これを粘膜の仕組みとうまく利用すれば本来の生理的な身体の機能を取り戻せる可能性が指摘されはじめています。粘膜における生体防御の仕組みとともにわかりやすく説明したいと思います。
どなたでも参加できます。ぜひお越しください。
【問い合わせ】 食品栄養学科北畠直文 kitabatake@post.ndsu.ac.jp