• Youtube
  • TwitterTwitter
  • FacebookFacebook
  • LINELINE
  • InstagramInstagram
  • アクセス
  • 資料請求
  • お問合せ
  • 受験生サイト
  • ENGLISH
  • 検索検索

人間生活学科

2014.09.05

人生の扉はどこに?|﨑川 修|人間関係学研究室

Twitter

Facebook

人間生活学科

授業・研究室

人生の扉はどこに?

 大学で何を学び、どんな道を歩んでいくべきか・・・自分で考え、選択しなければならない「人生」という扉の前で、日々悩んでいる人も多いのではないでしょうか。漠然とした希望や憧れはあっても、自信がなかったり、どうやって近づいていったらいいかわからないという人もいると思います。
 もちろん、はっきりした夢や目標を持って大学を目指すことは良いことですが、そうでなければ困る、ということでもありません。人にはそれぞれに、自分に向いた事、自分に与えられた使命に気づく「時」があると思います。それが早い人もいれば、時間をかけて見えてくる人もいるでしょう。学校=schoolは、ギリシア語の「ひま=schol_」が語源となって出来たことばですが、大学というところは本来、まさに自分自身の可能性に出会って行くための「時間=場所」であるべきなのです。
 人間生活学科は、そうした出会いを応援する学科です。5つの研究室それぞれの視点から、人間の生活を支える多様な「かかわりの場」を見つめる中で、少しずつ自分なりの「人生」を生きる「場所」に気づき、自分のなりの人生を歩み出す、そのお手伝いができればと思っています。



 人間関係学研究室の卒論テーマは、本当に多種多様。生命倫理や家族問題、女性の生き方や性差の問題、思想や文学、ファッションやサブカルチャーなどなど・・・。ただし何でもあり、ではありません。そのどこかに「人間の生き方」への問いが含まれていることが、重要です。
 そういう問いは、どれも簡単には「正解」の見つからない遠大なものです。でも、答えは出なくとも、その問いとじっくり向き合ううちに、いつのまにか自分の世界が広がって、豊かになっていることに気づくことでしょう。
 子どもの頃からの素朴な疑問。ニュースを見ながらふと感じて、でも何となく通り過ぎてしまう疑問。私たちはそういう小さな心の「ざわめき」にフタをして、鍵をかけることで「大人になった気分」になっているのですが、でもそういう「思考停止」は確実に自分の世界を狭くしていくことでしかありません。



 人生の扉は、時にいかめしく目の前に立ちはだかっているように見えます。でも本当の「扉」は「自分自身の中」でひっそりと、開かれるときを待っているのではないでしょうか・・・。
 オープンキャンパスではそんな「自分との出会い」を現在進行形で語ってくれる在学生たちと一緒に、皆さんをお待ちしています。

一覧にもどる