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人間生活学科

2014.12.05

卒論ウオッチング|小川賢一|生活環境学研究室(2)

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人間生活学科

授業・研究室

卒論ウオッチング|小川賢一|生活環境学研究室(1)の続きを掲載します。

―――――

放射線が人間の生活の中で様々に利用されていることを知っていたCさんは、東日本大震災で起こった東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、国民の放射線に対する意識が変化したことを踏まえて、私たちは放射線とどのように付き合っていったらよいのかというテーマで研究しています。岡山県の人形峠にあるウラン採掘鉱跡地にあるアトムサイエンス館を訪問したり、放射線に関する意識調査を実施したりと、精力的に取り組んでいます。写真は、岡山県の人形峠で採掘されたウラン鉱石です。

ウラン鉱石

ウラン鉱石

生活に生かせるテーマを卒業論文にしたいと考えていたRさんは、日常生活の中で必ず出るごみを題材に、ごみを生かした循環型社会構築に向けた取り組みを考察しています。ごみを出す自身の生活を振り返ったり、岡山市の環境センターを訪れてごみ処理の実態を調査したり、さらに岡山県の取り組みを調べたりと、ごみと格闘しています。

 化粧品や有機商品に興味のあったOさんは、世界と日本のオーガニックコスメの現状を調査・比較し、日本のオーガニックコスメの課題を明らかにしました。その結果を踏まえて、日本におけるオーガニックコスメ普及に向けた提案をしています。

 再生可能エネルギーをテーマにしたいと考えていたSさんは、太陽光発電や風力発電、海洋エネルギー、地熱発電など、それぞれの再生可能エネルギーの特性やメリット・デメリットを調べました。さらに、岡山県における再生可能エネルギーの現状を調査して、グリーンエコノミーの視点から、岡山県に適したエネルギーについて考察しています。写真は、岡山市内に設置されている風力発電です。

風力発電

風力発電

 人間と野生動物の共生・共存に興味のあったNさんは、里地里山で起きている鳥獣被害に目を向けました。人間に自然の恵みをもたらしてくれてきた里地里山で今、イノシシやシカなどの野生鳥獣による農作物被害が増加しています。さらに、野生鳥獣が運んできたと考えられるマダニを介したウイルスによる健康被害も発生しています。野生鳥獣の被害を軽減させ、里地里山を保全するにはどうしたらよいか。岡山県吉備中央町に出向き、被害の実態調査を通して提案をしています。写真は、イノシシの被害を防ぐために田んぼの周囲に張られた電気柵・・・きけん―触るな!です。

電気柵

電気柵

間もなく、卒業論文が仕上がります。楽しみにしている現在です。・・・以上、オガワゼミでした。

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